セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

2017年の個人寄付・クラウドファンディングまとめ

2017年も残すところ10日あまりとなりました。
今年も、関心のある社会課題に対して、共感できる取り組みをしている方たちを、寄付で応援しました。一年のまとめにご紹介します。

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寄付会員・マンスリーサポーター

毎月(または年間で)継続的に寄付しているNPO・NGOです。

【国際協力・途上国支援】

プラン・インターナショナル(プラン・スポンサーシップ)

世界50ヶ国以上で活動する大きいNGO。自分個人はベトナムの貧困地域の子どもをサポート中です。大きい団体ですが、支援者とのコミュニケーションも大事にしています。

国連UNHCR協会

難民支援の分野では世界最大規模のUNHCRの日本協会。一番古くから続けています。

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

元子ども兵の支援、地雷、小型武器の問題に取り組んでいます。ファンクラブ会員としてだけでなく、ボランティアチームにも参加しています。今年は、南スーダン難民に対する緊急支援活動にも寄付しました。

認定NPO法人かものはしプロジェクト

「子どもが売られない世界」を目指して児童買春目的の人身売買をなくす活動しています。カンボジアのコミュニティファクトリー事業は「SUSU」として独立が決まり、インドに軸足を移しています。

【国内子ども支援】

認定NPO法人3keys

全ての子どもたちが安心、安全に暮らせることを目指し、児童養護施設などへの学習ボランティア派遣を中心に、10代向け支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」の運営も行っています。今年3月に認定NPOとなりました。

NPO法人PIECES

コミュニティユースワーカー(CYW)によるサポートを軸に、子どもたちを孤立から守り、寄り添う支援をしています。設立1周年イベントで登壇させて頂きました。ありがとうございます。

【その他】

NPO法人日本サステナブル投資フォーラム(JSIF)(個人会員)

ESGなどサステナブル投資の普及に取り組む団体です。機関投資家や運用会社など法人会員も多いです。責任投資の分野に関心があるので、セミナーなどで貴重な情報を頂いています。

NPOの人に話を聞くと、法人の多額の寄付だけでなく、個人の継続寄付もとても有り難いとみなさん言ってくれます。個人寄付者の数は団体に対する共感や評価の一つの指標になりますし、少しずつでも多くの人から安定的にお金が入ってくれば資金計画も立てやすいです。

投資に例えると、継続的に運用会社と関係を持ち、お金を託す、直販投信のコツコツ積立投資と感覚的には似ていると思います。

クラウドファンディング

ReadyforやCampfireなどのクラウドファンディングで応援したプロジェクトです。上の寄付先とも重なっています。

クラウドファンディングへの参加がきっかけで、寄付会員になったケースもあります。

・認定NPO法人ACE

 インドのお母さんたちの願い。コットン畑で働く子どもに教育を。

 「世界は変えられるんだ!」一歩を踏み出す勇気を、この一冊で。


・認定NPO法人難民支援協会

 難民が安心できる空間づくり − 認定NPO法人 難民支援協会


・認定NPO法人かものはしプロジェクト

 「初来日!」~インドで子どもが売られる問題と闘う女性たちへ笑顔を届けませんか?~


・国際協力団体コンフロントワールド

 紛争で故郷を追われた南スーダン難民によるサッカーチーム設立!


・NPO法人PIECES 

 【PIECES PROJECT】高校を辞めた子たちの、次の一歩を応援したい!


・シングルズキッズ株式会社

 ひとり親のこどもを最高にHAPPYに!シニア同居型でサポートする下宿をつくりたい


・スタディクーポン・イニシアチブ

 お金がなくて塾に通えない中学生に、みんなの力で「スタディクーポン」を届けたい!


・一般社団法人Think the Earth

 193カ国が合意した世界共通の目標=SDGsの書籍をつくり全国の学校に届けよう!


・日本ファンドレイジング協会

 健全な寄付文化の発展のために、「寄付白書2017」を発行したい

 社会貢献教育「寄付の教室」を希望する、全ての学校に届けたい!


分野は多岐に渡りますが、みんな重要な取り組みなので、ぜひのぞいてみてください。

寄付は「未来への投資」と言われます。投資とはまた違う形の、お金を通じたひとつの大事な社会参加のかたちと思っています。

寄付は、お金のリターンはなくても、社会をよくすることにほんの少し参加することができるうれしさがあります。いろんな課題を意識することで人生の幅も広がりますし、本業では知り合うことのない多くの方々とつながることができました。

今後も、本ブログで、単なる受け身の募金ではない、主体的な寄付の楽しさについて伝えていければと思います。