セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」に投票

昨年に続き、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」に投票しました。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014

個人投資家である投信ブロガーの投票によって、今年を代表するファンドを決めよう!という企画です。 私は昨年から投票させて頂いています。 昨年は、海外ETFのVT(バンガード・ワールド・トータル・ストックETF)が連覇を果たして話題でした。

今年の個人としての運用を振り返ると、、 GW前に、保有していた国内外アセットクラスのインデックスファンドを一旦全売却した関係で、現在は、個人型DCを除くと、直販投信のアクティブファンドと金ETF、国債を少額保有しているのみです。

そこで、どう投票するか悩んだ結果、
1.自分が保有しているファンドの中から特に応援したいもの
2.自分が保有していなくても中長期のパフォーマンスがよいもの を選びました。

1.鎌倉投信「結い2101」

一貫した運用方針とリスクコントロールを中心とした運用技術の高さ、受益者総会をはじめとした「鎌倉」コミュニティの一体感と、投資先企業や周辺の人々からの学び・気づきの要素、などなど、、、 積立を始めてまだ1年半ですが、ファンドとしてのパフォーマンスはもちろん、単なる資産運用の範疇を超えて得るものが多く、ずっと応援したいファンドです。 純資産総額も100億円を超え、スタートアップ期から黒字化・安定的成長ステージに入ってきています。

2.DLIBJ 公社債オープン(中期コース)

「投信ブロガーが選ぶ!」の主旨に反するかもしれませんが、本家のモーニングスターの投資信託データから、最も長い期間(10年間)でシャープレシオが一番高いものを探したら、こちらのファンドになりました。 シャープレシオだけが全ての尺度ではありませんが、分かりやすい指標です。

10年間だと、リーマンショックを挟んでいるため、値下がりの少なかった国内債券型のファンドが軒並み上位ですが、その中でもパフォーマンスは一段抜けています。10年間のシャープレシオが1以上なのはこのファンドのみです(1.06)。また、5年間のランキングでも全ファンド中9位(1.65)です。

最近は、低コストなインデックスファンドに、支持の多い直販投信が食い込む、という構図が続いているので、そろそろ世間で売れているUS-REITものなど、全く別路線のファンドがランクインすると面白いと思います。