セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

セゾン投信の目論見書勉強会

今日は、池袋のサンシャイン60にあるセゾン投信の本社に行ってきました。
投資信託の目論見書の読み方のポイントを学ぶ無料のセミナーです。

セゾン投信は、先日口座を開設して「セゾン資産形成の達人ファンド」の積立設定をしたところです。

代表の中野さんとは、以前から何度かお会いしていますが、社員さんや会社の雰囲気に触れられるチャンスなので、初歩的な内容だったのですがお邪魔しました。



講師は運用部アナリストの奥山さん。
「セゾン資産形成達人ファンド」の交付目論見書をサンプルに、目論見書のどこを見ればよいのか?のポイント解説でした。

初心者向けで、すでにある知識でしたが、大事だなと再認識した点があります。
それは、「目論見書は何のために読むのか」ということ。

目論見書は、単に字面を追って何となく理解しても意味がありません。
目論見書を読むという作業は、そこに記載してある「ファンドの運用方針」と、「自分個人の投資方針」がマッチしているかどうかを比較検討することです。

投資対象資産は何か、中長期か短期か、リスク(価格変動)はどの程度か、分配はするのか・・・というファンドの方針と、自分の投資の目的や運用期間、リスク許容度が合致しているかどうかを確認する(=投資判断する)ために目論見書がある、というのは言われてみればその通りですが、改めてなるほどと思いました。

「売れているから」「過去のリターンが高いから」「銀行や証券会社でおススメだから」という理由で売れている投信も多いですが、自分の投資方針との整合性を考えずに、ただそれだけの理由でファンドを買っている投資家は、この観点でいくと「目論見書を全く読めていない」ということになります。

まあ、このようにきちんと目論見書を読んでファンドを選んだとしても、目論見書通りの運用が本当になされているのか、という別の問題もありますが、運用を他人に託す投資信託という金融商品では、まずは目論見書が何のためにあるのかを理解して実践するのは超基本として大切だと思います。


お盆休み中だし数人かな?と思って行ったところ、定員15名満席でした。
相場の影響がこういうところにも出ているのかもしれません。
お知り合いの社員の方と、終わった後話したのですが、セゾン投信も本社オフィスを増床したそうです。

さて、9月、10月にかけては、直販投信会社関係でこんなイベントに参加予定です。

9/5 
鎌倉投信 「結い 2101」第6回受益者総会®(京都)
 
9/11
コモンズ30塾『女性の活躍セミナー』コモンズ30ファンド投資先企業【ダイキン工業】から学ぶ

9/13
セゾン投信 アライアンス・バーンスタインを徹底分析!

10/2 
コモンズ投信 第7回コモンズ社会起業家フォーラム

自分のお金を実際に運用している方たちと直接コミュニケーションできるのが、販売と運用を兼ねている独立系の投信会社の魅力の一つでもあります。

東京や大都市が中心にはなりますが、行ったことのない方は、たまに顔を出してみるといろいろ発見があると思います。