テラ・スタイル東京で、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんのお話を聴いてきました。
テラルネのイベントは何回か足を運んでいますが、毎月やっている定例活動説明会のテラ・スタイルは初でした。少人数だったので、鬼丸さんや運営スタッフの方と、また参加者同士でいろいろ話せました。
今回は、事業の柱であるウガンダの元子ども兵の社会復帰支援や、ちょうど今Readyforでクラウドファンディング実施中のコンゴでの活動の話が中心。
以前鬼丸さんの話を聴いたのは、大きな講演会場でした。
その時聞いた話とも重なる部分が多かったですが、今回は会議室で数メートルの至近距離?でしたので、まさにビシビシ響いてきました。鬼丸さんの話はぜひ多くの人に聴いて頂きたいです。
「遠くのアフリカの紛争の原因を作っているのは誰か?」
「武装勢力を支援しているのはどこの国か?」
自分とは無関係に思えるような社会課題について、「自分ゴトとして考えてみる」「当事者性をもつ」ことの大事さを鬼丸さんは教えてくれます。それこそが「(将来ではなく)今の自分にできることを行動に移す」ためのモチベーション、社会を変える力になるからです。これは何も途上国の話だけでなく、ビジネス上の課題でも同じです。
もう一つ大事なポイント。
NPOの活動や寄付というと、善意の施し的にとらえられがちですが、鬼丸さんの考える「支援」は、一方向的なものではなく、支援する側とされる側が、課題解決に向けて協働して取り組むプロセスです。支援する側も支援を通して変化し、成長していくもの、という話を聴きながら、やっぱり寄付と投資って似ている?と思った次第です。
まとめは3点。
「事実を知る」
「できることを実践する」
「周りに伝える」
自分も、寄付で関わる、ブログで伝える、などできることをしています。
テラ・ルネッサンスのウガンダの活動については以下ご参照。BHNから経済的自立のためのマイクロクレジットまでトータルに手掛けています。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス l ウガンダ事業について
石原さとみさんも訪問し、去年の夏にNスぺで放送されました。
【NHKスペシャル / 動画】石原さとみさんウガンダへ!テラ・ルネッサンスを訪問
最近寄付とかNPOの話ばっかりしていますが、実は20代の頃、当時いた会社から役所への出向で、援助(ODA)関係の仕事をしたことがあり、国際協力は関心があります。
金額的には投資に比べれば小さいですが、興味のある課題、応援したい人と、自分のお金がダイレクトにつながっている感が寄付の魅力です。
そんなことで、来週はパブリックリソース財団の「投資と寄付フォーラム」に参加します。