セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

第2回エシカルコミュニティナイト at ナヴァー(navarre Tokyo)

エシカル協会さんの交流イベント「エシカルコミュニティナイト」に行ってきました。場所は渋谷の宮益坂上、青山通り沿いのナヴァー(navarre)。

navarre TOKYOはポートランド発のカジュアルレストラン「navarre」の日本1号店です。
「ファーム to テーブル」というコンセプトで、信頼する生産者のみから仕入れた、旬のオーガニックな食材を使ったメニューやワインが頂けます。
エシカル協会の理事でもある森敏さんが代表を務めるオーガニック・クルーが運営しています。





今回は、私も個人名刺で愛用している、バナナペーパーのザンビアーツアー参加者の方々の参加レポを聞きました。
バナナペーパーについては・・・
(過去記事)「エコ名刺ユーザー交流会」でバナナペーパーを学ぶ

ザンビアの人たちは、「クリーンな空気」「オーガニックな食べ物」「たくさんの子ども」「家族との時間」など先進国の私たちが欲しいと思っているものをみんな持っている、という話は印象的でした。
電気や車はなく、経済的、物質的には貧しいかもしれませんが、彼らは違う意味ではわれわれよりずっと豊かです。

テラ・ルネッサンスのトシャ・マギーさんも、「アフリカの人達をかわいそうと思うのではなく、彼らの持っているものを見てほしい」と言っていたのを思い出します。
(過去記事)テラ・ルネッサンスのトシャ・マギーさん来日イベント

バナナペーパーは、国連のSDGs(持続可能な開発目標)を規模は小さいながらも、全て満たしている取り組みだとのコメントもありました。確かにその通りだと思います。

発展してしまった先進国にはないいいものを残しつつ、象の密猟や殺虫剤まみれのコットン栽培をしなくても、子どもを学校に通わせられるような社会を、バナナペーパーを通して作れたらいいですね。

ツアー参加された方々が言っていたのは、結局「百聞は一見に如かず」ということ。これは途上国だけではなく、鎌倉投信の「いい会社」訪問などもそうです。いろいろ聞いたり読んだりするより、実際に現場に行く方が100倍インパクトがあるものです。
「いつかは行きたい」ではなく「行く」と決めるのが大事なんでしょうね。