セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

朝日ライフ SRI社会貢献ファンド(あすのはね)の組入企業紹介コラムが復活したが・・・

朝日ライフ アセットマネジメントの運用する、「朝日ライフSRI社会貢献ファンド」を毎月積立購入しています。

短期的な業績数値ではなく、企業の非財務要因を深堀りして、中長期的に持続的な成長が見込まれる企業を厳選して保有するファンドです。



ファンドの名前に「SRI」と付いていますが、運用レポートに「ESG」という言葉も出てくるとおり、企業の社会的責任というよりは、ESG(環境・社会・ガバナンス)要素に着目した集中投資ファンド的な投信と認識しています。

8月末時点の月次報告書によると、組入銘柄数は37社と確かに厳選されています。加えて、銘柄構成も独自性があり面白いファンドです。

さて、このファンドは、「あすのはね」コラムと称して、HP上で、組入企業の定性的な観点からの分析や、どういう点に着目して組み入れたのかという理由を詳しく紹介していました。

2013年以降更新が止まっていて、また書いてくれないかと思っていたら、今年の5月から、コラム欄が復活していました。

それ自体は嬉しいのですが、残念なのが、昔よりも内容が薄めなのと、月次報告書の銘柄紹介をそのままコピペして載せているだけという点です。

例えば、2016年9月8日付の「東鉄工業」の紹介記事は、8月末のマンスリーレポートと全く同じです。

以前は、1社に複数回を割いて詳しく分析していました。
例えば2012年にアップされた良品計画のケース。かなり詳しく書いてあり、運用会社として、その企業の強みをどう考えて投資したのか伝わってきます。

第77回 シリーズ『日本株投資の魅力』 良品計画(業界分析編)
第78回 シリーズ『日本株投資の魅力』 良品計画(競争優位編?)
第79回 シリーズ『日本株投資の魅力』 良品計画(競争優位編?)

当ファンドは、外部機関によるSRI調査もやっていて、信託報酬も高めです。
ESG的観点からのどんな評価を経て、その会社を組み入れたのか、HPでもレポートでも構いませんが、より詳しく伝えてもらえると有難いな、という一受益者のささやかな希望でした。