セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

マイクロファイナンスKIVAの融資まとめ(2017年5月)

マイクロファイナンスプラットフォーム、KIVAでの融資の状況です。
25ドル~50ドルずつ、途上国の6つのグループ・事業主に融資しています。



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●新規の融資(パラグアイの畜産農家グループ)

ボロワーさんからの返済金が貯まってきたので、また新しい事業主に融資しました。
パラグアイのSantaniという町の畜産農家の女性グループです。(上の写真)

Madre Central Group - Paraguay | Kiva

パラグアイは、20代の頃行ったことがあり、南米では身近な国です。日本からだと確かNY~サンパウロ経由で首都アスンシオンまで30時間ぐらいかかり、とにかく遠かった記憶があります。

農業国で、畜産も主要産業です。このローンは、飼料や家畜を買う元手の一部となります。

現地のフィールドパートナーは、Fundacion Paraguaya
南米でも大きなマイクロファイナンス機関の一つで、パートナーにはUSAIDやオイコクレジット、Whole Planet Foundationなどの名前もあります。KIVAでは過去に20万人、46百万ドルもの融資実績があり、レーティングも4.5と高いです。

今回の借り手さんのグループは、Fundacion Paraguayaのマイクロクレジットをすでに受けていて、安心感があります。期間は9ヶ月、ローン総額は6,450ドル、毎月返済です。

初めて、KIVAのマッチングローン付のものを選んでみました。レンダーから集まった金額と同額をKIVAが出すので、ボロワーには2倍のお金が届きます。




●融資中のもの

ウガンダが2件、ボリビア、カンボジア、ヨルダンが1件ずつです。
1件だけ、“delinquent"(延滞)が発生しましたが、全体的には順調に返済中です。期間の短いものはすでに7割方返済されたものもあります。
個々の融資ごとの返済状況もポートフォリオ画面で細かく見ることができます。



KIVAは、利息は付きませんが、元本はほぼ返ってくる(KIVAの最新データでは回収率97%)ので、また別の人にお金を回すことができます。
楽しみながら海外の人たちの仕事をサポートできる素晴らしいプラットフォームだと思います。