コロナウイルスの問題が世界を暗く覆っています。
私の住んでいる東京もなかなか厳しい状態です。
まずは自分が感染しない、他人にうつさないことが一番大事ですが、その上で、この問題を乗り越えるために誰でもできる貢献の一つが寄付です。
最近は、有名な企業家や資産家が、コロナウイルス対策のために莫大な寄付をしたとのニュースも流れています。何億、何十億と寄付する人がいる一方で、5,000円、1万円ぽっち寄付しても意味ないのでは?と言う人もいます。しかし、少額の寄付でもたくさん集まれば大きな力になります。多くの人が少しずつ関わることは、一人の多額の寄付とはまた別の社会的な意味があると思います。
ということで毎月の継続寄付とは別に、コロナウイルスの関連で、スポットで3つの団体に寄付をしました。
- 医療現場や感染対策の最前線にいる人たち
- 国内の自分のすぐ近くで困窮している人たち
- アフリカの脆弱な環境にいる人たち
それぞれを支援する取り組みです。
新型コロナウイルス感染症 拡大防止活動基金
感染拡大防止のための活動費用を助成する基金です。医療機関や介護施設など、マスクはじめさまざまな物資や人手が必要な団体に迅速に資金を届けます。メディアでも目にする専門家の方々が関わっています。
4/12現在、7,000人以上から1億円以上の資金があつまっています。
自立生活サポートセンター・もやい
コロナの影響で職を失ったり、ネットカフェの休業などで住む場所を失ってしまった人を支援するプロジェクトです。もやいは生活に困窮した人の自立支援を行うNPOです。
テラ・ルネッサンス 緊急支援プロジェクト
ファンクラブ会員で応援しているテラ・ルネッサンスのプロジェクトです。
活動拠点であるアフリカ(ウガンダ・コンゴ)で、避難民や紛争被害女性など社会的に弱い立場の人々に対し、基本的な感染予防サポートと、自粛に伴う生計支援をセットで行います。
そのほか最近応援したクラウドファンディング
また、直接コロナウイルスの関連ではありませんが、最近2つのプロジェクトを応援したのであわせてご紹介。
まず、マンスリーサポーターになっている、3keysのクラウドファンディングです。
誰にも話せず孤立しがちな10代の様々な悩みを受け止め、支援団体につなげるオンラインプラットフォーム「ミークス(Mex)」を拡充します。
2つ目は、NPO法人ピッコラーレのクラウドファンディングです。居場所を失って孤立している若年層の妊婦さんが、今後のことを安心して考えられる場をつくります。マンスリーサポーターになっているPIECESが協働しています。
景気の先行き不安で、今まで潤沢だった、NPOに対する法人の大口寄付や財団の助成が打ち切られたりしているとの話も聞きます。そんな今こそ、個人の寄付の役割は大きいはずです。そして、社会はつながっているので、寄付は単に「応援」の気持ちを一方的に届けるだけでなく、必ず何らかの形で自分にも返ってきます。
コロナの問題がどういう経過をたどるか全く分かりませんが、かりに終息しても、その後しばらくは、リーマンショックや東日本大震災の後以上に、NPOはじめソーシャルセクターの力が問われるでしょうし、それを支える個人寄付が力を発揮するときだと思います。市民同士の支え合いのエコシステムが確立するきっかけになるかもしれません。
少しずつにはなりますが、いい活動にはどんどん参加したいです。