セルフ・リライアンスという生き方

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「異動辞令は音楽隊!」完成披露試写会に行ってきました

阿部寛さん主演、内田英治さん監督の映画「異動辞令は音楽隊!」の完成披露試写会&舞台挨拶を見てきました。

スポンサーのレオスさんにご招待頂きました。ありがとうございます。

阿部寛主演×内田英治監督がタッグを組む! 映画「異動辞令は音楽隊!」への協賛について | ニュースリリース | ひふみ

ニックネームは「軍曹」。現場一筋30年の鬼刑事、主人公・成瀬警部補が、コンプラ無視の行き過ぎた捜査で、音楽隊に飛ばされるところから物語は始まります。

ややネタバレですが、個人的見どころは2つだったかなと。

・成瀬が苦悩しながら生きがいを取り戻していく姿に共感。
人生そのものである刑事の仕事を奪われ、一旦は自暴自棄になった主人公が、ドラムや音楽隊の仲間との関係を通じて少しずつ癒され、前向きに変化していく描写に勇気をもらえます。娘(見上愛さん)や老いた母親(倍賞美津子さん)との難しい関係もあって、人生の苦悩や複雑な感情を表現する阿部ちゃんの演技がさすがでした。

・キャストの楽器演奏が素晴らしい。
音楽隊の演奏シーンがふんだんに出てきますが、キャスト陣は吹き替えなしで撮影したそうです。阿部寛さんのドラム、清野菜名さんのトランペット、高杉真宙さんのサックス、どれも未経験者とは思えない完成度に驚きました。ブラスバンド出身なので分かるのですが(自分はホルンを吹いてました)、まずは音を出すのさえ難しいのに、あのレベルに数ヶ月で到達するのはすごいです。役者魂感じました。舞台挨拶では皆さん本当に大変だったと言っていましたし、内田監督も称賛していました。

演奏録音は吹奏楽の世界では有名過ぎるシエナ・ウインド・オーケストラが担当していて、聞きどころ満載です。ブラバン出身者には定番の「宝島」の演奏シーンもあって懐かしかったです。

笑える部分もありつつ、シリアスな人間ドラマの要素も多いです。でも重すぎないのがいいし、自分の人生に置き換えて、自分も頑張ってみようかな、と思えるようないい作品でした。

舞台挨拶を生で観るのは初めてでした。阿部ちゃんは年齢を感じさせないカッコよさで、トークも最高でした。

8/26公開です。貴重な機会ありがとうございました。