途上国の社会的企業やソーシャルベンチャーに日本から社会的投資を行っているARUNが、投資先を選定するための、アジアの社会起業家のコンペティション「CSIチャレンジ」を行います。
CSIとは、「クラウド・ソーシャル・インベストメント」の略。
クラウドファンディングによる資金を活用して、途上国のソーシャルビジネスに投資するプログラムです。コンペの選考委員長は米倉誠一郎さんが務めます。
【プレスリリース/CSI】途上国の社会起業家をクラウド・ファンディングで支援する 第2回クラウド・ソーシャル・インベストメント・プログラム開始のお知らせ
CSIチャレンジは今回が2回目。2016年度の1st チャレンジでは、インドの酪農セクターでIoTを提供するステラップスというベンチャー企業が優勝し、50,000USDの投資が行われました。
ARUNは、日本国内では古くから社会的投資を実践している団体の一つです。現在はカンボジアとインドの計7社に投資継続中です。
ARUNが投資する社会的企業
私個人が初めてARUNと関わったのは、3年前の「ソーシャルインベストメントスクール」です。「社会的投資」の基本をみっちり学びました。それ以降、ときどき寄付などで参加しています。
当時の記事。
NPO法人ARUN Seedの「ソーシャルインベストメントスクール」に行ってきました
Drinkwell社への投資記念シンポジウムの模様。
ARUNの新規投資記念シンポジウム
「インパクト投資」という言葉もありますが、社会的インパクトと経済的リターンの両方を追求する社会的投資の考え方は少しずつ認知度が上がってきたように思います。
今回はSDGsも切り口に、優れたビジネスモデルを持つ社会的企業を発掘するとのことで、どんな起業家が選ばれるのか楽しみです。