コモンズ投信のコモンズ30ファンドの積立を始めてからまる4年になります。
先日、9周年イベントのレポートをupしましたが、補足として、ファンドの定量的なパフォーマンスについても、運用報告書でチェックしました。
数字は第9期(2017年1月19日~2018年1月18日)のものです。
・騰落率 +29.5% ※分配金250円
同期間のTOPIX配当込(参考指数)+26.6%
第8期に続き、参考指数を上回りました。
※参考 設定来の累計リターン
2018年2月末時点 +218.30%
(TOPIX配当込 +160.72%)
・組入企業 30社(8期末と変更なし)
投資先一覧はこちら。
組入上位10社(2018年2月末現在)。コモンズ30ファンドは均等投資がベースです。
・純資産総額 129.45億円
(8期末 86.69億円、+49%)
マザーファンド 254.72億円
(8期末 209.52億円、+22%)
・資金流出入(設定額-解約額)+14.14億円
・実質コスト 1.131%(8期 1.398%)
・売買高比率 0.46(8期 0.96)
回転率は8期よりもさらに低下し、落ち着いた運用でした。
投信まとなびによると、直近3年、5年のシャープレシオは次のとおり(2018年2月末時点)。8期、9期と配当込TOPIXをリターンで上回っただけでなく、シャープレシオでも同一カテゴリーの投信の平均以上で、まずまずのパフォーマンスだと思います。
3年:0.65(同分類平均 0.52)
5年:1.07(同分類平均 0.94)
先日は、「一億人の投信大賞」で国内株式部門の2位にも選ばれました。
「一億人の投信大賞2017」が発表されました
その他、前期(第9期)はこんな動きがありました。
・信託報酬の引き下げ
コモンズ30ファンドの信託報酬が、2017年9月19日より下がりました(純資産総額500億円まで:税込1.0584%)。
・つみたてNISAの対象商品に選定
信託報酬下げにより、つみたてNISAの要件を満たし、指定インデックス型以外の対象商品に選ばれました。
・渋澤さんがESG最高責任者に
会長の渋澤さんが「ESG最高責任者」となり、投資委員会の役割の一つにESG考慮を明記しました。ただ、コモンズ投信は、もともと非財務情報(見えない価値)を企業評価の柱とするなど、ESG的視点を運用に組み込んでいます。