エコノミストの7/2号でアクティブ投信が特集されています。
その中の「投資ブロガー座談会」に掲載いただきました。
「rennyの備忘録」のrennyさん、「投資を楽しむ♪」の吉田さんと、アクティブファンドに投資することの意味、アクティブファンドの魅力や選び方について語りました。
投資信託で積立投資を始めたのは2010年頃にさかのぼります。当初は典型的なインデックス投資でした。しかし、その後いい運用会社との出会いを通じて投資に対する考え方が根本的に変わり、今はアクティブファンドのみ保有しています。
座談会では、どうしてインデックスファンドでは自分の目指す投資ができないと思ったのか、また、アクティブファンドを通じていい企業を「選ぶ」ことが、個人のリターンの面だけでなく、社会全体にとってなぜ大切なのか話しました。
私なりのアクティブファンドの選び方や、個人的おススメファンドも少々紹介しています。いい企業をしっかり選んで長期で投資するファンド、受益者とのコミュニケーションを大切にする顔の見えるファンドです。
このあたりの記事に通じる内容です。
インデックスファンド隆盛の時代に~「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」に思う
下山さん 意志あるアクティブ運用(投信ブロガー) :日本経済新聞
日頃の雑談をそのまま載せた感じで、結構ぶっちゃけトークになっています。
ちょうど金融庁の2000万円問題が盛り上がったせいで、表紙は煽り系ですが、中身はまともです。アクティブファンドを理解するにはいい特集だと思います。
竹川美奈子さん、セゾン投信の中野晴啓さんの記事では、アクティブファンドの本来の選び方を長期的な資産形成の観点からきちんと解説されています。
「わが運用哲学」では、藤野英人さん(レオス)、伊井哲朗さん(コモンズ)、鎌田恭幸さん(鎌倉投信)、奥野一成さん(NVIC)など私もお世話になっている方々や、伊藤琢さん(ニッセイ)、苦瓜達郎さん(三井住友DS)、木村忠央さん(同)など異彩を放つファンドマネージャー12名の方々が紹介されています。
世の中には、投資に値しないアクティブファンドがあふれているのは事実です。
ただ一方で、確たる運用理念や運用方針を持ち、企業や顧客との対話を大切にしながら、しっかり中長期のリターンを出しているいいファンドもたくさんあります。私も、いいアクティブファンドと関わることで、資産形成の面だけでなく多くの学びを得ていますし、投資家としての価値観が広がりました。
これから長期でコツコツ投資を始めたい人に、ぜひアクティブ投信という選択肢も持っていただきたいです。
ご一緒した吉田さんの考察が深いのでぜひこちらも。
個人投資家を育てることの社会的意義 | 投資を楽しむ♪