セルフ・リライアンスという生き方

自分も社会も豊かにできるお金の使い方について。日々の投資や寄付の記録を綴ります。

財務モデリング&企業価値評価の講座を受講してみた

Udemyでこんなオンライン講座を受講しました。

企業の予想財務三表(P/L、B/S、キャッシュフロー計算書)の作成から、財務分析、資本コストの算定、DCF法による企業価値評価までを一通りカバーした講座です。最近、個別企業の株価算定にトライしていますが、いい教材やExcelのモデルがなかなかなく、探していて見つけました。

本講座は、ある程度財務やファイナンスの知識があっても実際にモデルが作れないという人を対象に、Excelを使って手を動かしながら、順を追って株式価値の算定までマスターするものです。

講師は外資金融出身の方で、バリュエーションの現場では実際どうやっているのか、市販の本などでは解説されていない実務Tipsがたくさん盛り込まれていて非常に参考になりました。

例えば、フリーキャッシュフローの算定も、教科書的な「税引後営業利益に非現金支出項目をプラス、運転資本増減額、設備投資をマイナスして出す」ではなく、負債、純資産の増加はプラス、現金以外の資産の増加はマイナス、というように理解しやすさ重視の解説がされています。

割引後で18,000円となかなかのお値段でしたが、DCF法を使って実際に企業の価値をはじいてみたい人にはよい講座だと思います。チャプターごとにExcelの練習問題が付いており、スムーズに最後まで受講できました。解説は余計な雑談などは一切なくシンプル明瞭です。

財務モデリングはトレーニングが大事です。確かに自分で実際にExcelを動かすことで知識が定着すると思いました。ご興味ある方はカリキュラムをご覧ください。※Excelの基本スキルと、会計の基礎知識は必須です。

DCFの計算自体は数字遊びのようなもので、ビジネスモデルや競争力を深く分析する力がなければ本当の意味での企業価値評価はできませんが、一方で理論的な前提も知っておく必要があります。実際に自分でいろんな会社の数字をはじきながら考える練習を積むことで、仮説を立て、検証する力も付いてくるのだと思います。

(追記)ctrl + shift +矢印キーで数式の範囲選択が一瞬でできるのをExcel20年以上やっていて今さら知りました。