途上国の個人や中小零細事業者を小口の融資で応援できるマイクロファイナンスプラットフォーム、KIVA。
非営利の仕組みで、金利や配当はありませんが、世界の貧困をなくすという理念に共感して、少しずつお金を出しています。
KIVAの詳細はこちらの過去記事。
マイクロファイナンスプラットフォームKIVAで初めて融資しました | セルフ・リライアンスという生き方(旧書庫)
今までの融資のまとめです。
・融資した総額 225ドル
(返済金の再融資も含む累計。KIVAアカウントへの入金額は144ドル。)
うち返済総額 177.10ドル
うち融資中 47.90ドル
KIVAに参加している世界のレンダーの平均は約400ドルだそうです。
・融資した人・グループ 計8グループ
5つは返済完了。3つは融資中。
融資期間は短いもので6ヶ月、長いもので26ヶ月です。
下記が、実際のポートフォリオ画面です。
・融資相手の国籍
5ヶ国(ウガンダ、パラグアイ、ヨルダン、カンボジア、ボリビア)
KIVAでは、「フィールドパートナー」と呼ばれる現地のマイクロファイナンス機関(MFI)を経由して融資が行われます。元本が100%戻ってくる方が望ましいので、人そのもののストーリーだけでなく、MFIの融資実績や信用度も見ながら、どの人に融資するかを決めるようにしています。
・KIVAへの寄付額 12.50ドル
KIVAは、米国のNPOが寄付を元手に運営しています。融資の際に、おまけで寄付を求められます(任意)。
サイトで事業者を選び、Paypal経由で送金するので手軽です。少額(25ドル)からできるのもいいところです。
今のところデフォルトはなく、予定どおり返済されています。
ある事業者から返済されたお金を、再度別の事業者にまわすことで「お金の循環」を実感できますし、現地の社会状況や人々の暮らしぶりも学べるいい仕組みです。
英語が難しい方向けに、日本の有志の方が運営する日本語サイトもあります。