セルフ・リライアンスという生き方

投資信託を中心にいい会社、いい事業にコツコツ長期投資。 社会とつながるソーシャルな投資や寄付も実践中。

「おおぶねJAPAN」の積立を始めました

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農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)が運用する「おおぶねJAPAN」の積立を始めました。

「おおぶね」シリーズからは、現在以下3本のファンドが出ています。
1.長期厳選投資おおぶね  
2.おおぶねJAPAN
3.おおぶねグローバル

SBI証券のページが分かりやすいです。
おおぶねシリーズラインナップ|農林中金パートナーズおおぶね

1.はもともとある米国株の集中投資ファンドで、2年前から投資しています。
2.の日本株ファンド、3.の世界株ファンドは最近設定されました。
今回積立を始めたのは2.の「おおぶねJAPAN」です。

 

奥野一成さん率いるNVICは、「売らなくてもいい会社しか買わない」という確固たる長期投資を掲げています。その運用哲学にほれ込んで投資していますが、NVICが図抜けて凄いのは、投資家に対するレポーティングです。

こちらで「JAPAN」と「グローバル」の月次レポートが開示されました。

初回なので、受益者に向けた「オーナーズマニュアル(取扱説明書)」という位置づけで、改めて、これでもか、というほど詳しくNVICの運用哲学を説明しています。

・「売らなくてもいい会社しか買わない」=「構造的に強靭な企業」への長期投資
・「構造的に強靭な企業」の3要件:「付加価値の高い産業」「圧倒的な競争優位性」「長期的な潮流」
・投資プロセス:「仮説と検証」、「長期的な価値向上のための対話」「受益者への説明」

基本は、投資=オーナーシップという考え方です。
個別株でも、インデックスファンドでも、アクティブファンドでも、企業に投資している人には読んでほしいし、投資したことがない人も、これを読めば投資に対するイメージが変わると思います。

計数的な部分も、他のファンドにはない情報が盛り込まれています。
例えば、アクティブシェア、PFベースのPER、PBRなどの指標、売買回転率などです。

凄いのは、CIO(奥野さん)の保有分のリターンを載せていることです。まさに、運用者も「おおぶね」というSame Boatに乗っています。

投資信託の月次レポートで、ここまで厚い&熱いものは初めてでした。

rennyさん、m@さん、ろくすけさんの評価。

NVIC "おおぶね" 月次レポートを読んで ー 2020年5月|renny|note

おおぶねグローバルの月次報告書が素晴らしい! - いい投資探検日誌(from 八女)

おおぶねJAPAN(日本選抜)の運用レポートを読んで。 | ろくすけの長期投資の旅

10年以上投信に投資してきて、中身のないレポートに慣れてしまったことに反省します。奥野さんも「オーナーなら知りたいと思うのは当然」と話しますが、このレベルがあるべき姿だと気づかされました。

やはり、投資信託は「運用力」と「説明力」が車の両輪だと思います。どんなに素晴らしい成果を出していても、しっかり説明できていなければいい運用とは言えないし、受益者の納得感も生まれません。


「おおぶねJAPAN」のポートフォリオは、約80社で構成されます。
20~30社の米国株ファンドと比べるとやや分散されたファンドです。
2020年4月末の上位10社です。(等金額投資が基本なので、参考程度)

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企業規模に関わらず等金額ポートフォリオなのは好きです。
また、個別株で最近投資した良品計画が入っているのが個人的にはポイントでした。

レポートのまとめの一言。

NVICおおぶねシリーズが選ぶ企業が、真に構造的に強靭であれば、当然のこととして持続的な利益を上げ続けることができ、その企業のオーナーである私たちは経済的にその恩恵に⻑期的に浴することができるでしょう。と同時に結果的に社会も少しずつ良くなっているでしょう。なぜなら、私たちのポートフォリオ企業は顧客・社会の課題や「困りごと」を解決した結果として⾼い収益をあげているのですから。

 

※アクティブシェアについてはこちらの記事を参照。