セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

「セゾン共創日本ファンド」の当初募集に申し込みました

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セゾン投信の新しい日本株ファンド「セゾン共創日本ファンド」が2/1に設定されます。当初募集に買付申込しました。

12月のファンミーティング、そして先日のブロガーズミーティングで、ファンドマネージャーの山本潤さんの話を聞きました。

セゾン共創日本ファンド|ファンドの紹介

このファンドを表すキーワードは「長期」「厳選集中」そして「エンゲージメント」です。

目論見書では、インデックスを上回る超過リターンを、1)銘柄選択、2)対話 の2つによって生み出すとしています。

徹底したボトムアップ・リサーチにより長期的に利益が成長する可能性を秘めた企業を厳選します。株価が収益力を反映するまで、長期で忍耐強く投資を行います。

企業との対話を通して企業価値の向上を図り、さらなる超過リターンの実現を目指します。

山本さんのお話では、具体的な企業数は20社~25社程度に絞り込むとのことでした。投資先を選ぶ基準としては3つ挙げられています。

・人々の抱える切実な課題に向き合い、その課題を解決できる社会的意義の大きな製品やサービスを提供しているか。

・人々の潜在的ニーズを顕在化して業界のトップを走る企業か。

・顧客だけでなく仕入先、従業員、株主を含むステークホルダー全体に対して適切な対応ができるか。

最初の2つは、成長性や収益力、競争優位に関わるもの、3つ目はマルチステークホルダー対応、すなわちESG的な視点を含むものだと思います。これらは関わり合って長期的な企業価値を形成します。

「業界のトップを走る企業」とあり、企業規模としてはそれなりの大型株が候補のようです。潜在的に強い会社を長期視点で見極めたうえで、さらに対話によって価値を上げていくという考え方です。

ただ、すでに業界のトップクラスにいる企業の価値を、対話によって高めていくというのはそんなに簡単なことではないと思うので、ぜひ月次レポートなどで、対話の中身についても情報開示して頂ければと思います。

さらに、「対話」には、セゾン投信と投資先だけでなく、セゾン投信と受益者、あるいは投資先企業と受益者との対話という意味合いも含まれます。勉強会なども検討されており、個人投資家として学ぶ機会も多いのではと期待しています。

組入企業が明らかになったら、毎月積立も検討したいと思います。