「セキュリテ」を運営するミュージックセキュリティーズさんに、インパクト投資を取り入れている個人投資家としてインタビューを受けました。
「私のブレンド・ファイナンス」というテーマで、セキュリテに関わり、応援している当事者の声を届けるインタビュー企画の1回目です。
ブレンド・ファイナンス(Blended Finance)とは、資金の出し手や、リスク許容度、投資動機の違いなど、性質の異なるお金を組み合わせることによって、「これまで必要な資金を調達できなかった事業に資金調達ができ、また、これまで投資には縁のなかった人に参加の機会をつくる」ような金融の考え方です。
これを個人のポートフォリオに当てはめると、純粋にリターン追求型の投資から、クラウドファンディングやリターンのないファイナンス(寄付)まで含めて、どうブレンドするか、ということになります。
そんなブレンド・ファイナンスの一つであるセキュリテのファンドには、2015年頃から出資させて頂いています。
セキュリテは、個人が共感にもとづくお金で地域のいい事業者を応援しながら、社会性と経済性を両立できる投資のかたちを、「インパクト投資」という言葉がなかった頃からブレることなく追求し続けています。そういう意味でインパクト投資の元祖、先駆けとお話しました。
サブタイトルは「自分のお金が循環しながら社会を豊かにしている実感」。
自分のお金が社会のために働き、社会を少しずつよくして、リターンとしても自分に戻ってくる。こうした投資の循環の意味を多くの人が知り、お金の使い方を変えていけば、身近な地域の問題も、格差や環境問題など世界の大きな課題も、少しずついい方に変わっていくのではないでしょうか。ですので、「インパクト投資」は、ブレンド・ファイナンスの中で今後存在意義を高めていくでしょうし、セキュリテのような仕組みを通じて、機関投資家だけでなく個人にも広まってほしいと思っています。
ぜひご覧ください。
(画像はサイトより拝借しました)