セルフ・リライアンスという生き方

自分も社会も豊かにできるお金の使い方について。日々の投資や寄付の記録を綴ります。

鎌倉投信「結い 2101」運用報告会(2022年春)

4/20に鎌倉投信「結い2101」の春の運用報告会に参加しました。

例年どおり、資産形成(ファンドの運用報告)、社会形成(投資先の活動)の2本立てでした。

ウクライナの戦争や米国の利上げなどで相場が大きく動く中での報告会ということで、冒頭、鎌田さんより大事なお話がありました。

資産運用で成功する人は、、、
1.相場環境に関わらず投資姿勢が一貫している
2.相場の雰囲気に流されず、自分なりの投資観を確立している
3.長期的な視座に立って「価値の増幅」に着目している

運用手法や投資歴の長さに関わらず、頷けるのではないでしょうか。

社長メッセージ「混迷期に求められる視座」 | 結い日和 | 鎌倉投信

1.資産形成(運用報告)

「資産形成」のパートでは、直近1年のパフォーマンスが芳しくなかったことを踏まえ、その理由を例年よりかなり丁寧に説明されていました。
(2021年4月~2022年3月:結い2101▲8.2%、TOPIX▲0.4%)

理由は主に2点です。2021年度は特殊な環境だったと運用会社としても認識しています。

・前期急上昇しパフォーマンスに貢献した企業が反動により大きく下落。(すららネット、ライフネット、三浦工業など)

・2021年度後半は大型割安株が先行する相場になり、結い2101で組入比率の高い小型成長株が大きく劣後。

一方、投資先企業の成長率(純資産+配当金額増加率)は目標リターン5%(信託報酬控除前)を安定的に上回っています。金利上昇で、成長株の選別は一層強まると思いますが、長期的にパフォーマンスの復調とシャープレシオ改善を期待します。

2021年度の新規投資先はナガイレーベンの1社、全部売却はアドバネクス、ホープ、ソウルドアウトの3社で、純減▲2社でした。現在の投資先は66社です。

こちらで最近のパフォーマンスをまとめています。

2.社会形成(投資先企業の活動)

環境、社会、さまざまな観点から、以下6社をピックアップして、2021年度の投資先を通じた社会形成について紹介がありました。

ナガイレーベン、モリタホールディングス、ツムラ、デジタルハーツ、かどや製油、瑞光

印象に残ったのは、女性の心身の不調に寄り添い、「隠れ我慢」を減らしましょうという、ツムラの #OneMoreChoice というプロジェクト。これは知らなかったです。ツムラの漢方事業の中で「女性関連領域」は重点の一つになっています。まさに本業の成長と社会価値を両立している取り組みです。

ファンドマネージャーの五十嵐さんが、鎌倉投信は『「稼いだお金をいいことに使う会社」ではなく、「いいことをして稼ぐ会社」に投資する。』と話していました。

投資先の具体的な取り組みをこのように紹介してくれると、自分の投資が社会にどう役立っているかを実感できます。また、ひとりの個人投資家として社会を見る視点のヒントになります。

質疑応答もいつも丁寧に回答されていて頭が下がります。個別企業についての鋭い質問もあって勉強になりました。

 

この時期になると、以前のように鎌倉本社の古民家を訪れたくなります。
また対面でのイベント再開を待ちます。