セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ #36」に行ってきました

六本木のワールドインベスターズ・トラベルカフェで毎月開かれている「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ #36」に参加してきました。

参加したのは7~8回目?ぐらいですが、顔見知りの方々も大分増えてきました。

約30名の参加者のうち、初参加の方が10名以上来られていて、いろいろな話ができました。

・コツコツの会参加は初めてだが、リーマンショック直前から開始しているインデックス投資歴5年以上の経験者の方。

株式が100%で、うち新興国株式が6割という積極アロケーションを組んでいるとのことでした。

→ 個人個人のリスク許容度にもよるのでしょうが、この方は比較的お若く、時間を見方に付けられるので、株式メイン、しかも長期的な成長性のある新興国中心の資産配分を組む、というのは一理あるなと感じました。

・インデックス投資歴1年程度の30代半ばの方。

最近の株高で、これ以上買い進めていいものか悩んでいるが、他の人がどう考えているのか?

→ 自分もこの点は悩ましいところです。

感情や予測の要素を極力排除するのが投資なら、高かろうが安かろうが定額を毎月投資し続けるのが王道、というご意見もありました。

ただ、個々人の資産配分上、保守的にみて最大どのくらい資産が目減りするリスクがあるのか、そうなったときに自分がめげずに続けられそうか、という観点から、積立をストップしたり、毎月の投資額を減らしていくのも一つではないでしょうか。

・ETFの手数料をどう考えるか。国内ETF(TOPIX等)は比較的小額から購入できるとはいっても、1万円、2万円ぐらいの買い付けでは、購入手数料がバカにならない。やはり国内ETFでも、投信からのリレー投資が基本ではないか?

毎期の信託報酬だけ考えれば、投信よりETFの方が確かにおトクですが、例えばSBI証券の場合、10万円以下の購入でも手数料が145円かかります。

もし、TOPIX連動型上場投資信託(1306)を最低購入単位(現在約12,000円)で買うと、毎回1%以上の購入手数料を負担することになるので、冷静に考えると確かに合理的とはいえない面もあります。

その他にも、不動産に投資するなら現物不動産かREITか?というタイムリーな話題でも盛り上がりました。個人的には、拙ブログを見て頂いている、という方にもお会いでき、うれしかったです。

話は尽きなかったのですが、資産配分や商品選択についての着眼点は十人十色です。投資をコツコツ続けていると、ついついマンネリ化、惰性化してしまいがちですが、自分が当たり前だと思っていることも、他の投資家の方々と話すと、意外な気づきがあったりするものです。

投資は最終的には自己判断です。決して他人の意見を鵜呑みにするということではなく、自分の行動を省みる上で、いろいろな人の声に耳を傾けるのは大事だなと改めて思いました。

幹事の方々のご尽力で、この会も、次回でなんと3周年!を迎えるとのことです。次回は記念のお楽しみ企画も用意して下さる?ようですので、最近投資を始めた、という方もぜひお気軽に参加されてはいかがでしょうか。