セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

ミュージックセキュリティーズの「キラリひょうごプロジェクト」セミナーin東京

ミュージックセキュリティーズ(MS)が地方自治体と協力して進めている「ふるさと投資」のひとつ、「キラリひょうごプロジェクト」の説明会に参加しました。



==== 「ふるさと投資」は、投資型クラウドファンディングなどを使って、地域の事業者に個人のお金を呼び込むと同時に、特産品や地域資源を全国に広くPRして、地域活性化をめざす取り組みです。
(参考)「ふるさと投資」連絡会議(内閣府)

兵庫県の場合、県がポテンシャルのある地元企業の事業を「キラリひょうごプロジェクト」として認定し、実際のファンド募集や運営は指定事業者のMSが担当します。
ファンドは一口1万円~5万円程度で出資できます。投資家は、事業成果に応じた現金分配とともに、商品特典などを受け取ります。


(「事業概要 | キラリひょうごプロジェクト」より)

兵庫のプロジェクトは今年2期目です。
昨年は、9件が選定、8,700万円が集まりました。今年は11件が選ばれ、現在募集中です(すでに3,600万の出資があり、満額達成のファンドもあります)。

応募するには、地元金融機関や商工会のお墨付き(他薦)が必要なので、本当に地元に根付き、支持されている会社が選ばれています。これは「地元が応援したい会社をサポートする」というMSの姿勢とも合います。

事業性が高くて優良なファンド案件になる可能性の大きい、いい事業の発掘を地元主導でやってくれるので、MS側のメリットも大きいのかなと思います。

選ばれた会社の事業紹介はこちら。
平成27年度ひょうごふるさと応援・成長支援事業(公益財団法人ひょうご産業活性化センター)

今回のセミナーは、11社のうち8社の代表者が参加し、各社のプレゼンと、商品の試食&交流会でした。

6分の時間制限の中、みなさん商品に込めた想いとビジョンを熱く語ってくれました。商売にかける情熱と前向きな姿勢には率直に元気をもらいました。こういったプロジェクトに参加して、会社の未来を切り開こうという意欲的な経営者ばかりなので当然かもしれませんが。
東京では知られていない中小企業でも「キラリと光る」会社はたくさんあります。

尼崎の天然温泉「蓬莱湯」さん、同じく尼崎の「松葉寿司」さんのプレゼンは特によかったです。

交流タイムでは、松葉寿司の極太「近松巻」や、姫路の「カフェ・ド・ムッシュのアーモンドバター」、丹波乳業の「甘酒ミルク」などを試食。
どれも素材や製法にこだわっている逸品で、やり方次第で東京でも多くのファンが付いてもおかしくない美味しさでした。





自分はあまり飲めないのですが、香美町の酒蔵「香住鶴」の凍結濃縮酒の試飲も人気でした。

やっぱり、HPで見るのと、直接経営者の話を聞いたり商品に触れるのとでは、雲泥の差ですね。

セキュリテは、1件だけ、奈良の小水力の案件に出資しましたが、ふるさと投資関係のものもウォッチしていこうかと。少額からできるのはいいですね。