セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

西荻窪の古民家カフェRe:gendo(りげんどう)へ

先日、群言堂(石見銀山生活文化研究所)がやっている西荻窪の古民家カフェ、Re:gendoさんでランチしてきました。

石見銀山生活文化研究所は、「復古創新」を掲げて、日本の古くからの暮らしの美しさを、アパレルや雑貨、化粧品などの商品、古民家再生などを通じて伝えている会社です。

【島根県石見銀山・群言堂】「石見銀山生活文化研究所」ってどんな会社?そんなあなたに捧ぐ虎の巻 | 灯台もと暮らし



去年、茅葺き屋根の改修をクラウドファンディング(Readyfor)で応援するチャンスがあり、そのリターンでランチチケットをもらったので行ってきました。

Re:gendoは、JR西荻窪駅の南口から徒歩2分の住宅街にあります。
空き家だった昭和初期築の文化住宅を、たまたま会長の松場大吉さんが見つけ、島根の職人が丁寧に改修して再生し、2011年にオープン。細かい内装も島根から廃材を持ち込んで作られています。



2015年にリニューアルし、今の飲食メインのお店になりました。「Re:gendo」には、日本の昔ながらの暮らしの文化を、食を通じて再び伝えていくコンセプトが込められているそうです。

2階建で、雑貨やアパレルの売り場も併設されています。
カフェは、連休明けの平日でも、12時過ぎには満席になっていました。(GWは満席で予約できませんでした)
1、2階合わせても20席程度しかないので、予約するのがいいそうです。女性のお客さんが圧倒的に多かったです。



お昼は「むすび膳」と「にぎり膳」の2種類。
むすび膳は滋賀の土鍋で炊いた黒米むすびに、季節ごとの主菜と副菜がつきます。にぎり膳は色鮮やかな野菜寿司メインの見た目も楽しいメニューです。



今回は「むすび膳」を頂きました。
おむすびは黒米のモチモチ感と、にぎり方のバランスが絶妙で、おかずもシンプルな味付けで素材が活きていました。メインの納豆とじゃこの飛竜頭は用意がなく、焼き魚(さわら)に替わっていましたが、これもまた美味しかったです。



什器、内装ひとつひとつにも歴史が感じられて、昭和の田舎にタイムスリップしたような感覚にさせてくれる空間です。
物販のエリアは、全国各地の手仕事で作られた商品がたくさん並んでいました。







島根の本店はなかなか遠いですが、Re:gendoは群言堂本店の精神を伝える「分社」なので、ここに来れば、雰囲気が感じられます。食や手仕事に関するイベントやワークショップも開かれています。


西荻窪は、仕事で2~3回行ったことがある程度で、特に南口はじっくり散歩したのは初めてでした。
Re:gendoだけじゃなく、商店街を中心に、レトロな喫茶店や洒落たショップ、個性的な飲食店がたくさんあって、歩いていて飽きない町です。

新宿から電車でわずか15分の西荻窪。西荻はいつも通り過ぎるだけ、という方も多いと思いますが、ふらっと降りてみてはいかがでしょうか?