セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

鎌倉投信の説明会が凄いことに

先日の5/11に、鎌倉投信のファンドマネージャー新井和宏さんがNHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出演されました。

新井和宏(2015年5月11日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

この放映を受けて、「結い2101」の説明会の埋まり方が凄いことになっています。

HPで見ると、6月末までの説明会はほとんど全て「満席」です。鎌倉本社や東京以外(札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)もほぼいっぱいです。

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FBの受益者仲間の情報によると、あまりの申込みの多さに説明会を追加設定しても対応しきれないのだとか。

多少は予想していましたが、なんだかんだでNHKの人気番組の力は大きいです。

もちろん、一過性かもしれないし、説明会に足を運んだ人が、実際に口座を開設して、ファンドに入金したり、積立開始するかは別ですが、ファンド規模が一段大きくなる可能性は高いと思います。

鎌田さん、新井さん始め、社員の皆さんはしばらく大変だと思いますが、乗り切って頂きたいと思います。

以前の運用報告会で、新井さんは、今度の9月の受益者総会までに、受益者数1万人を目標にすると言っていました。それも現実的でしょうか。

これからは、「いい会社訪問」ツアーなどのイベントや、運用報告会なども今までより早く埋まりそうですね。


一方で、肝心の番組「プロフェッショナル」については、いろいろ思うこともありました。

端的には、「社会貢献」というキーワードに光を当てすぎている感がありました。
番組の時間配分としても、運用資産のごく一部である非上場会社の社債投資に割きすぎていて、鎌倉投信のごく一面しかとらえていないと思いました。

鎌倉投信の運用理念の根幹は、「社会性と経済性の両立」、もっと言えば「社会性の高い会社こそが長期的に成長する(=リターンを生む)」という部分だと思います。

「<いい会社>への投資が、社会的にも、そこで働く人にとっても、個人の資産形成にとってもプラスなのはなぜか」という、社会性と経済性のつながりの部分をもっと理解して、きちんと伝えて欲しかったです。

とはいえ、鎌倉投信の知名度アップにはつながったでしょうし、鎌倉投信の考え方に賛同する人が増えるのは受益者としてはうれしいことです。
今後の受益者数や純資産残高の動向は要チェックです。