10/3に、コモンズ投信の「コモンズ社会起業家フォーラム」に行ってきました。
昨年に続き2回目の参加です。
第7回コモンズ社会起業家フォーラム (フォーラムの部)
今年も、さまざまな分野で社会を変えようとしているチェンジメーカー達がたくさん登壇しました。
各登壇者は、7分の持ち時間で、マイク1本のみでプレゼンします。
資料やパワーポイントを一切使わない分、誤魔化しがききませんし、逆にそれぞれの想いが直に伝わってきます。
みなさん素晴らしかったですが、気づきをもらったのは認定NPO法人難民支援協会の石川えりさんの話。
今、シリアの内戦による大量の難民が人道的にも問題になっています。日本で「難民」というと遠い国のことのような気がしますが、実は日本にも、諸外国から、生きるために国を捨てて渡ってくる人が毎年1,000人以上いて、しかもここ数年は急増しています。
一方、昨年(平成26年度)に、国内で難民申請した約5,000人に対して認められたのはわずか11人だったとのこと。日本の難民認定のハードルの高さは、以前テレビでも見たことがあります。
法務省:平成26年における難民認定者数等について
言葉も文化も違う日本で生きていくにはさまざまな支援が必要です。
国連のUNHCRには最近月額寄付を始めたのですが、もっと身近な国内で、こうやって難民の問題に向き合っている人達もいるんですよね。
最後にプレゼンしたgooddo(グッドゥ)の下垣圭介さんの言葉も印象的でした。
「世間の9割の人は社会に何らかの課題を感じていても、具体的なアクションを起こしている人は2割にすぎない。実はこれが一番の課題だ。」と。
個人個人が身近な問題に少し意識を向けて、小さなアクションを起こすことの積み重ねが、世の中を変えていくのだと思います。
当日の模様がyoutubeにアップされています。
コモンズ投信 2015年第7回社会起業家フォーラムスピーチ集
また来年も参加できればと思います。