セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

シングルズキッズのシニア同居型ひとり親家庭向け下宿をCAMPFIREで応援

山中真奈さんが代表を務める、シングルズキッズさんのクラウドファンディングを応援しました。

ひとり親のこどもを最高にHAPPYに!シニア同居型でサポートする下宿をつくりたい - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

世田谷の上用賀で、築40年以上の戸建をひとり親世帯向けの「現代版下宿」に生まれ変わらせるプロジェクトです。
応援している友人の紹介で知りました。

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(Campfireプロジェクトページより)

シングルズキッズの下宿は、2階はシェアハウス、1階が地域の人々やシニアが集まるサロンカフェ兼食堂となっています。

1階にはベテランの保育士さん(関野紅子さん)が管理人として常駐し、入居者のひとり親家庭に夕食やお迎えなどのサービスを行います。地元のシニアや地域の人々も参加し、子どもを見守りながら、勉強を教えたり、子どもと一緒に遊んだりするコミュニケーションの場となります。

・子どもと親両方に必要なサービスを提供する
・地域に開かれたつながりの拠点をつくる


のが、単なるシングルマザー向けシェアハウス、ではないこの現代版下宿の大きな特徴で、新しいところです。

賃料設定は、共益費・食事代込で10万円台~15万円台。
用賀という立地からも分かるとおり、ある程度の所得があり、子育てをしながらキャリアをしっかり積んでいきたいひとり親が主な入居者層です。今リノベーションの最中ですが、すでに2戸は申込が入っています。

クラウドファンディングを支援した直後のちょうど5/24に、事業説明会があったので、山中さんと関野さんのお話を聞いてきました。




一番印象的だったのが、山中さんの「自利利他」という理念。
一見ソーシャルなビジネスのようにも見えますが、「弱い人を助けたい」ではなく、あくまで「子どもが好きだから」「不動産が好きだから」という自分の楽しさが一番大事で、それがビジネスの原動力になっている、と言います。

どんなに社会性のある事業も、その仕事をする側が幸せでなければ続かないし、本当の意味で社会的な価値も提供できないはずです。でも自らこう言い切れる経営者ってなかなかいません。

ひとり親と子どもをサポートしながら、シニアにも生きがいを提供し、地域に親戚のようなつながりをつくる。さらに不動産を壊さず長く活かす。いろんな意味で広がってほしいです。

クラウドファンディングは5/29までやっています。