セルフ・リライアンスという生き方

自分も社会も豊かにできるお金の使い方について。日々の投資や寄付の記録を綴ります。

「エコ名刺ユーザー交流会」でバナナペーパーを学ぶ

バナナペーパーなどのエコ素材を使った「エコ名刺」を制作している日新堂印刷さん主催の、「第59回 幸せエコ名刺ユーザー交流会」に行ってきました。
日新堂印刷のエコ名刺は、コツコツ投資家の方々にも結構広まっていて、私も去年作りました。

会場は、北海道の食材を使ったメニューがふんだんに味わえる「BBQ HOKKAIDO」。
昨年暮れに、鎌倉投信の受益者有志の忘年会でも行ったお店です。



主催の日新堂印刷代表の阿部晋也さん、BBQ HOKKAIDOオーナーの手代木克介さんのほか、アフリカのザンビアで、バナナペーパーのプロジェクトを進めている、?ワン・プラネット・カフェのペオ・エクベリさん、それに、私が日新堂印刷とエコ名刺を知るきっかけとなった、鎌倉投信の新井さんもゲストで参加されました。

私のような1名刺ユーザーだけでなく、ザンビアの視察ツアーにすでに参加した人や、バナナペーパーの販売パートナーとして紙製品を作っている企業の方もいて、多くの人達がこのプロジェクトに直接間接に参画しているのを知りました。

会では、ペオさんから、バナナペーパープロジェクトの歩みと今後についてのミニプレゼンがありました。
お話もしましたが、来日されて20年以上で日本語はとてもお上手です。



バナナペーパーは、生育の早いバナナの茎を使うため森林保全につながり、環境に優しいのはもちろんですが、さらに、現地の人達の雇用ときちんとした収入を生み、子どもが教育を受けられるようになる、というように、【環境】【経済(貧困)】【教育】というサステナブルな社会のための3つの課題を同時に解決できる可能性を秘めています。

環境問題は、経済の問題と表裏一体で、例えば、仕事がないから野生動物を密猟して稼がざるをえない→生態系が破壊される、といった悪循環を解決するには、現地の人がフェアな収入を確保できるようにする必要があります。

一方で、パートナー企業の方によると、バナナペーパー(だけでなくエコ用紙全般)は普通の紙よりも割高なので、コストを重視する法人などにはまだまだ普及していません。
個人でも、「とにかく安い方がいい」という場合は、アスクルなどの普通の名刺にはかないません。

現在、バナナペーパーは、越前和紙の技術を使って日本で生産されています。
今後のステージとして、現地生産&現地販売に向けて、ザンビアで建設中の工場の様子も紹介されました。資金の一部は、クラウドファンディングで調達しました。
1枚の紙で世界を救う アフリカにバナナペーパー工場を- READYFOR?

また、ザンビア以外の国に広げていく計画もある模様です。
このような取り組みで、コストが徐々に下がることによって、バナナペーパーが一層広まるといいと思います。



エコ名刺交流会は、ほぼ毎月開かれていて、来月で60回になるそうです。
異業種交流会のようにビジネス目的ではないので、肩肘をはらずに参加できます。

過去の交流会の模様は下記です。
エコ名刺交流会 - 名刺作成 ecobe!(エコビー)

環境や貧困問題に対する関心が特別高くはなくても、日々使っている名刺をエコ名刺にする、というちょっとしたことをきっかけに、共感にもとづくつながりや交流ができるのはいいことですね。