セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

独立系投信が個人型確定拠出年金に次々参入

来年から、原則すべての現役世代が個人型確定拠出年金(個人型DC、「iDeCo」)を利用できるようになります。
すでに多方面で取り上げられていますが、これに対応すべく、運用会社やネット証券会社が次々と商品・サービス拡充を打ち出しています。



個人型拠出年金 サービス、現役世代に照準 主婦らに対象拡大 専用投信や口座手数料ゼロ
(日経記事、ログイン必要です)

この中で、いわゆる独立系の投信各社の個人型DCへの対応状況を見ると以下のとおりです。


・セゾン投信
 楽天証券に「セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」を提供
 セゾン投信 個人型DCへ参入 ~商品提供開始のお知らせ~(PDF)

・レオス・キャピタルワークス
 SBI証券、福岡銀行に個人型DC専用ファンド「ひふみ年金」を提供
 確定拠出年金(DC)専用投資信託 「ひふみ年金」新規設定のお知らせ(PDF)
 
・コモンズ投信
 個人型DC専用ファンドを設定予定(記事による)

・スパークス・アセット・マネジメント
 ネット証券などに投信を提供予定(記事による)

・さわかみ投信
 個人型確定拠出年金の運営管理機関に登録しサービス開始、さわかみファンドをメインで提供
 個人型確定拠出年金(「個人型 DC」)サービス開始のお知らせ(PDF)

レオス、コモンズは、今までも一部の金融機関の確定拠出年金向けに商品提供していましたが、信託報酬を安くするなどして、長期積立に適した個人型DC専用ファンドを設定するのは初めてです。

さらに、さわかみ投信だけは、自社で個人型確定拠出年金の運営を手掛けます。すでに企業型の方で運営実績があり、今回個人型も追加しました。
DCでも他社を通さず全て自前でやるのは、さわかみの直販へのこだわりでしょうか。
個人型の品ぞろえは、さわかみファンド、定期預金、物価連動国債ファンドのみという、まさにさわかみファンのためのプランです。

我が家では、夫婦とも個人型確定拠出年金に加入して、3~4年です。
当時は、インデックスファンドの品ぞろえで注目されていた、琉球銀行で加入し、野村アセットのMSCIコクサイ、MSCIエマージング連動のファンドを50:50の割合で積み立ててきました。

今回、楽天証券でセゾンの資産形成の達人Fを扱うと発表があり、早速乗り換えを考えましたが、記事のとおり、大手運用会社も含めてさまざまな動きがあるようです。年末に向けて、各金融機関の商品ラインナップが揃うのをもう少し待ちます。