セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

3keys(スリーキーズ)の10代向け新センターづくりを応援しました(READYFOR)

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認定NPO法人3keysは、「どんな環境で生まれ育っても、十分な教育や愛情が受けられる、すべての子どもの権利が保障される」社会を目指して活動しているNPOです。

コモンズ投信の寄付プログラムの応援先に代表の森山誉恵さんが選ばれたのをきっかけに、2016年にサポーターになりました。

NPO法人3keysのChild Issue Seminarに行ってきました

これまで、3keysは、10代向けの悩み相談サイト「Mex」(ミークス)の運営、児童養護施設などでの学習支援、そして社会一般に対する啓発事業を柱に展開してきました。そんな3keysが、このたび、「10代向けユースセンターの開設」という大きなチャレンジを始めます。

家とパブリックの中間的な場所 ー10代向けの新しいセンター作りー(認定NPO法人3keys(スリーキーズ) 

家庭にも学校にも心が休まる場所がない環境に置かれている10代の子どもたちが、安心して安らげるような、サードプレイスとしてのユースセンターを開設するプロジェクトです。クラウドファンディングのReadyforで応援を募っています。

センター開設が必要と考える理由を、森山さんはこう書いています。

多くの子どもたち、とくに思春期頃の10代の子どもたちが家や学校に居場所をなくした時や、一人になりたい時に、安心・安全に過ごせて、商業的でない場所がほとんどないことを痛感しました。

家族とも適度に距離をとって、自分が自分でいられる場所を持てている子どもたちは、実は決して多くありません。家庭内で暴力を目の当たりにしているような子どもたちにとってはなおさらです。

3keysとして10年以上、子どもたちと向き合ってきたなかで、
私たちがいまとても必要だと感じているのが、そんな「家に代わる "安心の場" づくり」です。

新しいユースセンターは、10代が「日常的に安らげる場所」としてこういった役割を担います。
・家にいたくない/すぐには帰りたくない子どもたちのくつろぐスペース
・専門機関と個室での個別相談
・食事やシャワー、簡単な学習支援、オンライン教材の提供 など

家ではないけれど、施設のように管理される場ではなく、家のようにくつろげ、何もしなくても、逆に好きなことをしても、とやかく言われない場所。ソーシャルワーカーなどの専門家も配置し、他の専門機関とも連携します。安心して今後のことを考えることもできます。

以前から森山さんは、このセンター構想について話していました。

ハードとしての場所を持つことは、初期投資が大きいだけでなく、維持費もかかります。団体としては、一歩先のステージに進む大きなチャレンジだと思います。それだけ、こういった「10代向けの居場所」が今の公的な支援の中では抜け落ちてしまっていて、子どもや若者の孤立を防ぐために絶対的に求められている、ということなのではないでしょうか。森山さんが書いている通り、このセンターが行政などによる同様の取り組みをふやすためのモデルになってほしいですね。

クラウドファンディング、3万円応援しました。今年初のクラファン参加です。1/23現在、すでに1,000万円近くが集まり、100人以上の方が仲間になっています。
ぜひ、Readyforのプロジェクトページをご覧ください。