「結い2101」の2018年6月末時点のデータと、2018年第2四半期のまとめです。
データは、鎌倉投信の運用報告(結いだより)と、外部データ(モーニングスター、Yahooファイナンス等)に基づきます。
(前回記事)鎌倉投信・結い2101サマリー(2018年3月末)
基準価額
直近3年と、直近1年の基準価額(分配金込み)の推移です。参考として、TOPIX配当込と比較しています。
※TOPIXはeMAXISのインデックスファンドで代替。期首=100として指数化。
今年に入ってからは、日本株が足踏みかつ変動も大きくなっており、リスクの低い結い2101の強みが出やすい相場環境になっています。
・直近3年
・直近1年
純資産総額
設定来の純資産総額の推移です。6月末時点で約365億円と、350億円を超えてきました。
「投信まとなび」のデータによると、今年1月に資金流出となって以降は、5ヶ月連続で資金流入が続いています。毎月5~7億程度の純流入があるようです。
顧客数
口座開設者数と、そのうち定期定額購入者(積立設定している顧客)の推移です。
6月末時点で約19,000人近くとなっています。今年中に2万人の大台に乗るかどうか、というところです。
株式/現金比率
過去1年の株式・現金・債券比率です。2月以降、株式比率は6割を下回っています。「結いだより」によると、資金流入が比較的多かったことなどが理由に挙げられています。
投資先企業数
6月末時点の投資先は計64社(うち非上場6社)です。
先月の結いだよりで、新たにマザーズ上場のMS&Consultingが開示基準に達したとして公表されました。
店舗の覆面調査やES調査を行っている企業ですが、先日個人情報流出トラブルがありました。どんな点を評価して組み入れたのか、またこの不祥事への対応についても、鎌倉投信から聞いてみたいと思います。
MSコンサルの個人情報流出件数、前発表の100倍超にも :日本経済新聞
さらに、今月の結いだよりでは6月に新規に1社投資先を加えたとのことです(社名は開示基準の関係で非開示)。
その他トピック
・結いだよりの紙面リニューアル
設定来毎月発行されている結いだよりも、7月4日発行号で100号の節目を迎えました。それを機に、紙面がリニューアルされました。
数字の部分(資産形成)と、数字では測れない部分(社会形成)のそれぞれについて、より見やすく、分かりやすくなりました。
100号の冒頭には、鎌田さんと新井さんの対談が掲載されています。今後の鎌倉投信、「お金だけではない」関係性について、お二人が語っているので、日頃あまり結いだよりを見ていない方もぜひ見てみてください。
・受益者総会募集開始
第9回の受益者総会は、一昨年と同じ横浜大さん橋ホールで、9/22に開催されます。伊那食品工業、コタ、そしてIKEUCHI ORGANICの経営者さんが登壇予定です。伊那食品の塚本副社長の登壇はサプライズでした。
私も申込みました。参加は5回目になります。
カテゴリー:鎌倉投信
【関連記事】
受益者総会にも登壇される、IKEUCHI ORGANICさんの関連記事です。先日今治の本社でファンイベントに参加しました。