セルフ・リライアンスという生き方

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鎌倉投信・結い2101サマリー(2018年9月末)

「結い2101」の2018年9月末時点のデータと、2018年第3四半期のまとめです。

データは、鎌倉投信の運用報告(結いだより)と、外部データ(モーニングスター、Yahooファイナンス等)に基づきます。

(前回記事)鎌倉投信・結い2101サマリー(2018年6月末)

基準価額

直近3年、直近1年の基準価額(分配金込み)の推移です。
参考として、TOPIX配当込と比較しています。
※TOPIX配当込はeMAXISで代替。期首=100として指数化しました。

TOPIXと比較すると、結い2101のリスクの低さがよく分かります。この低ボラティリティーは、結い2101の現金比率の高さが一番の要因ですが、にもかかわらず上昇局面でも市場によく付いていっていると思います。
※9月末時点なので、10月に入ってからの株価下落は反映していません。

(直近3年)

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(直近1年)

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純資産総額

過去1年の純資産総額の推移です。9月末時点では約394億円で400億円が見えてきました。
※ただし、足元では大きな株価下落があったため、10/12時点では約378億円です。

資金流入は安定していて、2月~8月は毎月5~7億円ぐらいの純流入です。

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口座開設者数

口座開設者数と、そのうち定期定額購入者の推移です。
9月末時点で19,000人を超えました。積み立ての顧客比率は約56%。

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株式/現金比率

過去1年の株式・現金・債券比率です。株式比率は6割弱でほぼ横ばいです。

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最近の基準価額変動率(リスク)は目標の年率10%以下で推移しており、原則は株式比率を上げる局面でしたが、一方で、日本株の高値圏が続いているため、急落の可能性も見込んで最近は現金比率を高めに保ってきました。

この点は先日の受益者総会でも報告がありました。

投資先企業数

9月末現在で65社です。
7月に1社に新規投資を行いましたが、組入比率が基準に達していないので、社名は未開示です。なので、グラフは64社のままにしています。

第9期(2017/7/20~2018/7/19)の1年間では、ホープ、MS&Consulting、萩原工業の3社を組み入れました。

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新井和宏さんの退社

運用責任者・新井和宏さんの退社は、鎌倉投信ファンにとって大きな出来事でした。

9月の受益者総会で、新会社eumoの代表として新井さん自ら説明されました。今後は、非上場企業や地域のソーシャルベンチャーを、人財、お金、文化の3つの柱でサポートしていきます。鎌倉投信の投資先となることを目指す、と新井さんは言っていました。

新井さんが退社しても、鎌倉投信の運用方針や運用プロセスが変わることはないと、9/5発行の「結いだより」で、分かりやすく説明しています。大事なところなので引用します。

鎌倉投信は、特定の運用者に依存する、いわゆるスタープレーヤー方式の運用手法は採用していません。運用の意思決定は、資産運用部が主催し各部署の責任者を主なメンバーとする「投資政策委員会」の場で、意思決定過程を明確にするため合議制でおこないます。

また、組織的運営を原則とし、複数の運用者により、投資先企業の選定基準や選定方法、ポートフォリオ管理のプロセスを共有することで人的リスクを軽減し、運用者の変更があっても運用内容が変わらない態勢を整えています。

日々のポートフォリオ管理は、定められた運用計画書、運用方針に基づいて担当ファンドマネージャー(鞘本)がおこない、資産運用部長(鎌田)が業務全体を統括しています。なお、ポートフォリオの管理は計量的な手法を取り入れ、基本的に個人の恣意性を排除しています。

(結いだより 第102号 運用コラム特別編より)

また四半期ごとにレビューします。