寄付サポーターとして応援している2つの団体、認定NPO法人かものはしプロジェクトと、認定NPO法人PIECESの合同イベントに参加しました。
かものはしプロジェクトは、2002年設立。以前はカンボジア、今はインドで、性的搾取を目的に子どもが売られる、人身売買の問題に取り組んでいます。サポーターになって約4年になります。
PIECESは、2016年設立。子どもや若者の孤立を防ぐための市民育成に取り組んでいます。現在、東京から地方にも育成プログラムを展開中。ご縁あって設立間もなくサポーターになりました。
海外と国内でフィールドは違いますが、ともに子どもが子どもらしく生きられる社会を目指しているNPOです。今回はかものはしから村田早耶香さん、PIECESから小澤いぶきさんが登壇。お二人の話は何度もお聞きしていますが、いつも心に響きます。
子どもに起きていることは社会を映す鏡。社会構造のゆがみや脆弱性は、社会的に弱い立場にいる子どもたちの辛い状況として現れます。
これは、インドの子どもの人身売買の問題も、日本の子どもの貧困や虐待の問題も同様です。子どもを取り巻く問題は、その子自身や家族の問題ではなく、とても社会的な現象であるということ。だから、社会の側、大人の側が変わる必要があります。
印象的だった言葉。
絶対無理、と言われても、あきらめ悪くひたすらやり続けることが社会を変えることにつながる。(村田早耶香さん)
社会は人がつくったものだから、ひとりひとりの行動で絶対に変えられるはず。(小澤いぶきさん)
今回は、事業の説明より一歩踏み込んで、お二人が団体を立ち上げるまでの原体験や、事業にかける想いの部分も多く語られました。
村田さんが、過去に挫折しそうになった時、「誰かに認められたくてこの仕事をやっているのではない、ただ自分がやりたいからやっている」と気づいたら吹っ切れた、という話をされました。
私が応援しているリーダーの人たちに共通するのは、「自分のため」と「社会のため」が一致していることだと思います。
かものはし、PIECESによってどんな社会の変化が起きているかは、ぜひ両団体のサイトをご覧ください。
子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト
自分も、この2つの団体との関わりを通じて、サポートを受けた人たちの人生が変わり、社会が少しずつ変化しているのを実感しています。
「こどものまわりに優しい関係性をつくる。」
海外、国内関わらず、参加者同士でその気持ちを共有し、自分に何ができるのか?考えるきっかけになったイベントでした。
応援してるかものはしプロジェクトとPIECESのイベント。
— Shunichi Shimoyama (@shimo1974) November 19, 2019
子どもの孤立を生み出すのが社会の構造であるなら、ひとりひとりの行動で必ず変えることができる。
海外と国内、子どもを支える想いはつながっています。
村田早耶香さんと小澤いぶきさんが互いをリスペクトされてるのが個人的胸熱でした☺️ pic.twitter.com/RhpTaEmjyw
かものはし、PIECESの過去記事より。