セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

KIVAでカンボジアの女性グループに融資

マイクロファイナンスのKIVAで2件目の融資をしました。

KIVAについては先日の記事をご参照。

・融資先のストーリー

今回融資先に選んだのは、カンボジア南東部、ベトナムに接するトボンクムン(Tbong Khmum)州の女性4人のグループです。リーダーは41歳のSrunさんという女性。

A loan to Srun Group - Cambodia | Kiva

Srunさんは食料品店を営んでいます。現在の収入は1日約11ドル。農業の夫の収入も同じぐらいのようです。KIVAのローンで、仕入量を増やして商売を拡大したり、農業用の肥料を購入して家族の生活を豊かにしたいと思っています。

ローン総額は1,975ドル、ローン期間は14ヶ月、満期一括返済です。
KIVAは毎月分割返済が多いですが、本件のような一括返済のローンもあるんですね。
前回と同様、自分が出したのは25ドル、KIVAへの寄付が3.75ドルです。

・フィールドパートナー

今回のローンを担当する現地マイクロファイナンス機関は、KREDIT Microfinance Institutionという団体です。
KREDITは、KIVAでの実績が10年以上、今までにKIVA経由で15,000人以上に融資してきました。デフォルト率も低く、総合評価であるリスクレーティングも5点中4.5と非常に高いです。

ローンの特長の説明に “It provides add-on training services on financial management, agriculture and child protection.” とある通り、低所得層に対する金融サービスだけでなく、お金の管理に関する教育や、現地NGOと協力して農業訓練やヘルスケア教育などもトータルに行っています。利益の5~10%を地域のコミュニティ開発に充てているそうです。

前回のヨルダンのRababさんは個人でしたが、今回のようなグループに対するローンの場合、連帯して返済義務を負うので、回収可能性が高まる面はあるようです。

フィールドパートナーの実績・信頼性が高い点と、お金だけでなく教育訓練の面でも支援できるということで選びました。1件目は中東だったので、身近なアジアの国にしてみました。

個人アカウントのポートフォリオ画面です。
まだ2件ですが、個々の融資のステイタスを確認したり、融資先の国、セクターなどを円グラフで見ることができます。レンディングの数が増えてくると楽しそうです。






25ドルという少額からできるのはKIVAのいいところです。
また少しずつ融資先を増やしていこうと思います。