セルフ・リライアンスという生き方

投資信託を中心にいい会社、いい事業にコツコツ長期投資。 社会とつながるソーシャルな投資や寄付も実践中。

「投資」と「エシカル」

エシカル、という言葉があります。
よく「エシカル消費」という使われ方をします。

もとは ethical =「倫理的」、からきていますが、「エシカル消費」は人権や環境、社会に配慮した消費のことを幅広く差す言葉です。例えば、フェアトレードもエシカル消費の一つといえます。

3年前に、エシカル協会さんの「フェアトレード・コンシェルジュ講座」を受講したのですが、その中で、代表の末吉里花さんから、エシカルは、語呂合わせで考えると分かりやすいとお聞きしました。

エシカル消費とは、自分の消費行動の

エ=「影響を」
シ=「しっかりと」
カル=「考える」こと。

今でもなるほど、と思います。

最近、金融の世界ではESG投資やSDGsが広がってきていますが、これらもエシカルの文脈で考えたら分かりやすいかな?と、ふとこの語呂合わせを思い出しました。

つまり、自分が投資したお金が、どのような企業にまわり、どのような事業に使われ、どのように社会の課題を解決していくのか、あるいは逆に課題を生んでしまう可能性があるのか。

全てを把握することは当然できませんが、格差や貧困、気候変動の問題などがグローバルに深刻化する中では、機関投資家であっても個人投資家であっても、「お金の行き先」に意識を向けて投資することが求められていると思います。

河口真理子さんの「ソーシャルファイナンスの教科書」という本があります。
投資、寄付も含めて、自分のお金の使い方にとてもいい影響を与えてくれた本です。
そのまえがきの一節です。

無力に思えるひとりひとりがどうやってお金を使い、お金にどこに働きに行って、どうやって働いてもらうのかという選択をすることが私たちの将来を決めていくということです。

投資は一票を投じることである。
投資家の選択次第で社会は変わっていく、結果的にそれが持続的なリターンにもつながる、
そういう考え方が当たり前になる時代も近いと考えています。

 

旧ブログより。