6/27に、認定NPO法人かものはしプロジェクトの2021年の総会がありました。
かものはしは、「子どもが売られない世界をつくる」をミッションに、現在はインドをメインに活動するNGOです。2016年の春から継続寄付しています。
コロナもあり、イベントもご無沙汰でしたが、年に一度の総会は参加できました。
このようなプログラムでした。
・事業全体の報告
・メインのインド事業と、活動開始した日本事業の状況
・広報、ファンドレイジングの近況
・今後の展望
インドでは、2012年から、現地のNGOや専門家と協力して、性的搾取目的の人身売買をなくすべく取り組んでいます。ここ1年は、想定外のコロナやサイクロンの脅威と向き合わなければならない厳しい状況でしたが、サバイバー(被害者)の人達への支援も行いながら、政策提言など一定の成果を上げました。本当に大変な状況での活動には頭が下がります。
かものはしは、実は2020年から日本国内でも活動を始めています。今回初めて、まとまった話が聞けました。
日本国内でも、「子どもを取り巻く不条理」は深刻です。特に児童虐待、社会的養護の分野で、他団体への助成などの取組を始めています。インドやカンボジアで培った、様々な立場の機関や関係者の連携や協働によって問題解決を促す力を役立ててほしいです。
皆さまに届けたい、社会的養護を巣立った若者の「声」 〜緊急支援時のインタビュー〜
最後のパートでは、今後のかものはしプロジェクトのあり方、的な大きなテーマのディスカッションがありました。
営利/非営利問わず、組織は社会の変化に合わせて存在意義やミッションを変化させていくものだと思います。会員向けなので詳しく書きませんが、世界の潮流を長期的に見ながら、大局的な視野で、何に取り組むべきか考え続けることが、目の前の一つ一つの問題解決と同じぐらい重要なことと感じました。そういう姿勢を持ち続けるかものはしプロジェクトを今後も応援していきたいです。
サポーター会員は、なんと15,000人にも達したそうです。私がサポーターになった時は4,000人ぐらいでしたので、4倍近くになりました。「広報・ファンドレイジング部」が「ソーシャルコミュニケーション部」に変更したのも、サポーターとの関係性を大事にするかものはしの姿勢が表れていると思います。以前お邪魔したサポーターとの対話会にもまた参加してみたいです。
「ソーシャルコミュニケーション部」に込められた想い〜インタビューから知る、部署名変更の背景とかものはしのこれから〜
オンラインでしたが、ひさびさのスタッフさんともお話ができて嬉しかったです。開催ありがとうございました。