Kivaは途上国の小規模事業者をインターネット経由の融資で応援できるマイクロファイナンスプラットフォームです。
融資を始めてからもうすぐ2年になります。
融資先まとめ
今まで8組(個人、グループ)の事業者に融資しました。
このうち7つは返済完了済です。
・融資総額 250ドル(うち212.5ドル返済完了)
・Kivaへの寄付額 35ドル
※Kivaでは、サイトで融資したい相手を選び、Paypal経由で送金します。最低融資額は25ドル。Kivaは非営利のNGOで、寄付に基づき運営されています。金融商品ではないので金利は付きません。最大で元本100%の返済となります。
ポートフォリオ画面。過去に融資した人、融資中の人が一覧できます。別メニューからCSVでエクスポートもでき便利です。
融資した人たちの国、セクターの分布です。
今のところ、デフォルトや延滞は1件もありません。
実際に融資を行う現地のマイクロファイナンス機関(Kivaではフィールドパートナーと呼びます)の過去の実績や信用度も事前に確認できるようになっています。5段階のリスク評価ですが、できれば4以上のフィールドパートナーを選んでいます。
9件目の融資先はパレスチナの男性
6月20日は国連の「世界難民の日」でした。
検索画面で「Refugees & IDPs」(IDPsは国内避難民のこと)という属性があったので、いろいろ見て、パレスチナのガザ地区に住む男性に新規に25ドルを融資しました。
ハーンユーニスという都市で化粧品店を営む男性です。商品の仕入れなどに使う2,000ドルを募集しています。フィールドパートナーは Palestine for Credit and Development (FATEN) というマイクロファイナンス機関です。
すでに他の事業者から返済されたお金がpaypalの口座にデポジットとして残っていれば、新たに入金しなくてもクリック一つで融資できます。少額でも、お金を循環させられるのがKivaのいいところです。
Kivaは本当によくできたプラットフォームです。日本でももっと普及してほしいですね。
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