7/27に、セゾン投信を6月末に退任された中野晴啓さんを応援する会が開催されました。
コモンズ投信・渋澤会長の呼びかけで約100人が参集。地方から駆け付けた人や、zoomでのオンライン参加もありました。中野さんの人望の厚さ、今まで築き上げてきたものの大きさを感じました。
私も、中野さんの思いと行動に共感し、長らくセゾン投信のファンドを積み立ててきた一人です。今回の退任の件のまとめと、受益者としての受け止めについては先日の記事で詳しく書いた通りです。
中野さんからはこんなお話がありました。
・退任の経緯は報道のとおり。
・一番のリスクだった不本意な株主権行使が現実化。
・今後は早ければ年内にも新運用会社の設立を目指す。現在資金集めの段階。
・新会社では日本株のアクティブ運用を検討。
退任の経緯よりも、今後に向けての前向きな話がメインでした。退任が決まった時は本当に落ち込んだそうですが、今は全てのしがらみから解放されてポジティブな気持ち、との言葉がありました。
今回の件は、まさに運用会社の株主リスクが顕在化したものです。新会社は中野さんの理念を支持する人達が資本を持つはずです。
セゾン投信では、パッシブのグローバルバランスファンドが柱の商品でしたが、中野さんの話を昔から聞いている身としては、本来的にはアクティブ運用が大好きな方と勝手に思っています。
投信会社の設立、ファンド立ち上げまでの道のりは大変ですが、骨太なアクティブ運用を実践してくれるものと期待しています。
中野さんとも久々に直接お話できたし、コロナ前から数年振りに会う投信仲間も多く、とても楽しい会でした。中野さん、発起人の渋澤さん、会の運営をされたコモンズ投信の皆さん、ありがとうございました。
