このたび、日経電子版の投信コラム欄に、私のインタビューが載りました。投信ブロガーとしてQUICK資産運用研究所さんの取材を受けたものです。
他のブロガーさんも登場している、投信コラムのシリーズです。
タイトルは「意志あるアクティブ運用」。私の20代の頃からの投資遍歴と、お金と投資に対する考え方を紹介頂いています。
- 15年以上前、ノンポリシーで個別株やFXに次々手を出したもののうまくいかず、リーマンショック後に投資信託でのコツコツ分散投資を始めたこと。
- 最初はインデックス投資一本槍だったのが、いい運用会社との出会いを通じて、アクティブファンド中心のスタイルに徐々に変わっていったこと。
- そして今では、お金の価値観そのものが昔とは180度変わり、投資信託だけでなく、社会的な投資やNPOへの寄付など、個人の資産形成としてだけでなく「よりよい社会をつくるための投資」を重視するようになったこと。
鎌倉投信の鎌田さんもよく言われる「意志(意思)あるお金は社会を変える」という言葉が好きです。
一番伝えたかったのは、それが投資でも、消費でも、寄付でも、個人のお金の使い方次第で、社会は変わっていくということです。投資したお金の行き先や、投資と社会との関わりに関心を持つ人がもっと増えてほしいと思います。
また、投資は値動きにかけるギャンブルではありません。企業活動やそこで働く人たちをサポートし、社会を豊かにし、人を幸せにするためにとても大事な役割を果たしています。自分も、そのような投資の本来の意味を学ぶことで、お金とのいい関係が作れるようになりました。
みっちり2時間インタビューを受けたので、内容は結構濃いです。
自己紹介代わりになる、いい記事にして頂きました。私のような意見は世間の「個人投資家」の中ではきっとまだ少数派ですが、こういう考え方もあるよ、と知ってもらえればうれしいです。
ご紹介頂いたrennyさん、ありがとうございました。