鎌倉投信の「結い2101」が、2010年3月29日の運用開始から今日で10年を迎えました。
代表の鎌田さんがツイートされています。
2010年3月29日に「結い 2101」の運用を始めて丸10年が経ちました。
— 鎌田恭幸 (@yui2101) 2020年3月29日
この間、このファンドを応援下さったお客様、取引先、株主、投資先の会社の皆さん、苦労を共にしてきた社員に心から感謝します。これからが本番。全身全霊で取り組みます。#鎌倉投信 #資産運用 #積立投資
鎌倉投信のみなさん、おめでとうございます!
私と鎌倉投信の出会いは、7年前にさかのぼります。
当時、「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」などで知り合った人たちの多くが、鎌倉投信を熱く語っていました。
「◎◎社長の話はよかったですよねー」「坂本先生の本感動でしたよ」「来年の受益者総会どうします?」
鎌倉投信のファンなら分かりますね。
その頃はアクティブファンドにはほとんど関心がなかったのですが、リターンどうこうの話は一切なく、でも楽しそうに話しているのを聞きながら、少しずつ興味を持った記憶があります。
それほど多くの人をひきつける鎌倉投信のことを知りたいと思い、(現eumo代表の)新井さんの話を聞きに行ったのが2013年4月でした。
その後、受益者になり、鎌倉の本社にも行き、受益者総会(第5回の横浜が初参加でした)にも参加し、、と気づいたら鎌倉投信にハマっていました。
それからは、ブログでも書いてきたとおりです。
社会に必要とされ、会社に関わる人たちを幸せにし、持続可能な社会に貢献する「いい会社」に投資することは、社会全体のためになるし、私たち受益者の資産形成と心の成長にもつながる。
この鎌倉投信の考え方は、投資やお金に対する私の価値観を根本的に変えることとなりました。「意志あるお金は社会を変える」という好きな言葉も鎌田さんの言葉ですし、非上場のいろんな「いい会社」の経営者の話を聞いたり、NPOに寄付するようになったのも、元をたどれば鎌倉投信が大きな契機です。
個人的にも、投資先の経営者や社員さんたちからは多くの学びを頂きましたし、鎌倉投信を通じて知り合った多くの人たちと、今でも友人としてお付き合いしています。
ですので、「結い2101」と鎌倉投信の皆さんにはとても感謝しています。改めてありがとうございます。
こうやって振り返ると、社会的利益と経済的利益の両立を掲げて実践してきたことはもちろんですが、単なる投資信託という金融商品を超えて、「いい会社をふやす」との理念を共有した受益者~運用会社~投資先企業の「つながりの場」をつくったことが鎌倉投信の大きな価値だと感じています。その場に参加できることがシンプルにうれしいというか楽しいんですね。
これからの日本と世界には、少子高齢化と人口減少はじめ乗り越えなければいけない社会的課題がたくさんあります。そのために、個人が投資を通じて果たせる役割は大きいと思っています。お金の流れが変われば社会も変わるからです。
そのためにも、鎌倉投信には、これからも10年、20年、そして100年続く「よいお金の循環」を育んでいただきたいと思っています。私も引き続き参加します。