セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

ルーム・トゥ・リードから寄付月間チャレンジの活動報告書が届きました

途上国の子どもたちに本と教育機会を届けている国際NGOルーム・トゥ・リード(Room to Read)から、昨年末に参加した、クラウドファンディングのリターンの活動報告書が届きました。

参加したのは、去年の寄付月間のチャレンジの一つで、Japangivingで立ち上げたネパールのプロジェクト。

ネパールの子ども達へ図書室と読書の喜びを届けたい - 12月寄付月間 特別チャレンジ

ネパールは、創設者ジョン・ウッドがルーム・トゥ・リードを立ち上げるきっかけになった最初の活動国です。2000年から活動しています。
今では政府とも協力し、彼らの識字教育プログラムが、全国の低学年向けカリキュラムに採用されるまでになっています。

今回プロジェクトが始まったのは、ネパール西部のカイラリ郡という地域にある、生徒数約700人のShree Bhawaniという小中学校です。

この地域は、貧困率が高いだけでなく、カーストも残っており、学校に行けない子どもも多く、1/3は読み書きができないとのこと。

そんな環境の中で、ルーム・トゥ・リードは、識字教育(読み書き)プログラム導入と、図書室の整備をサポートしています。

ルーム・トゥ・リードの支援のいいところは、ただ子どもに読み書きを教えたり、図書室を作るだけでなく、教える先生たちや、図書室の司書さんの能力向上も同時に進めるところです。
これによって、プロジェクトが終わった後も、教育プログラムが持続可能なものとなります。

また、寄付者への説明責任を果たすことをとても大事にしていて、非営利組織であっても「成果」=社会的なインパクトに徹底的にこだわっています。
今回のレポートも、クラウドファンディングのリターンとは思えないぐらい詳しかったです。

このプロジェクトの期間は4年間です。成功をお祈りします。

創設者ジョン・ウッドの最初の本。
参加したいと思うきっかけになりました。