「誕生日寄付」というサイトが立ち上がりました。
公益社団法人日本フィランソロピー協会さんの寄付プラットフォームです。
「誕生日寄付」は、自分の生まれた日に、いのちに感謝するとともに、その感謝のしるしとして誰かに寄付する習慣を広めたい、という思いで生まれました。
サイトには、「生きるを支える」「学びを支える」「外国人を支える」の3カテゴリーに、6つの団体が登録されています。3つのうちから一つのカテゴリーを選んで寄付すると、登録された団体にわたる仕組みです。
2月が誕生月なので、さっそく寄付してみました。
今回は、日本にいる外国人の子どもたちの学習サポートや居場所支援を行っている団体を応援する「外国人を支える」カテゴリーを選びました。
寄付先は、YSCグローバル・スクール、大泉国際教育技術普及センターの2団体です。
たまたま昨日の「おはよう日本」で、YSCグローバル・スクールが紹介され、外国人の子どもたちの進学環境の問題、特に日本語のハードルについて取り上げていました。学ぶ意欲も能力もあるのに、言葉の問題や、受け入れる学校側の事情で、目指す将来への道が閉ざされるのは悲しいことです。これらの団体への寄付は、海外にルーツを持つ子どもたちの学びの支援と同時に、生きづらさを減らす支援にもなります。人口減少と高齢化の中で、多様な国から来た若者に活躍してもらうことは、国の将来にかかわる大事な課題です。
自分の誕生日に、お祝いとして寄付を集めるバースデードネーションという仕組みがあります。それも素晴らしいですが、誕生日に社会へのお礼のしるしとして寄付する、というのも素敵だと思います。寄付のきっかけとしては、とても入りやすいのではないでしょうか。