セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

NPOとSNS、発信力

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現在8つのNPOのマンスリーサポーターになっています。また、他にもいろんなNPOをフォローしています。その中で感じるのが、各団体のSNSでの発信力の差です。

例えばツイッターを例にとると、代表者やスタッフの方々の個人アカウントや、団体の公式アカウントを通じてさまざまな発信をしていますが、この内容や量は、団体によって本当にピンキリです。代表者が活発につぶやく団体もあれば、公式アカウントや公式FBがあっても半ば休眠状態の団体もあります。

私はNPOに所属しているわけではなく、ファンドレイジングやマーケティングの立場ではありません。ただ、純粋に寄付者として、やはり応援している団体には積極的にSNSで発信してほしいです。

それは、素朴に「自分が応援している団体を多くの人に知ってほしい」、「せっかく意義のある活動をしているのに発信していなくてもったいないな」という気持ちからです。

また、意外と大きいのが、SNSを通して「代表者やスタッフの人となりが何となく分かる、団体の雰囲気が伝わる」ということです。特に、どんな団体なのか、どんな方が事業をしているのか知らない初見の段階ではこれは大きいと思います。

他にも、その団体についてつぶやいたら拾ってもらえる方がみんなうれしいはずなので、SNS上の存在感が高い団体ほど、その団体について発信する人も増える → 拾われる → さらに見る人が増える、という循環が生まれます。

私自身も、SNSに積極的な団体の方がつぶやく機会は結果的に増えていると感じますし、最近は、「SNSの活用ができているかどうか」も寄付先選びの一つの基準になっています。

もちろん、他の発信(メルマガやブログ、Webサイトなど)に力を入れていて、TwitterやFacebookまで手が回らない、ということもあるでしょう。また、支援者層を分析した上であまり効果が見込めないという判断なのかもしれません。一旦アカウントを作れば、不特定多数からのリプにどう対応するのか、誰が責任を持って「中の人」をやるのか、そもそも効果的な発信とは何か、、いろいろ課題も考えられます。

それでも、SNSは他の方法と比べれば、圧倒的に手間やお金がかからず、団体の活動を知ってもらうことができ、既存の(または潜在的な)寄付者や、応援してくれる人とつながれる手段だと思います。

ぜひ、まだあまり使えていない団体は、SNSの活用について真剣に考えて頂けるといいなと思います。