セルフ・リライアンスという生き方

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朝日ライフ SRI社会貢献ファンド(あすのはね)が運用開始から20年

毎月積み立てている、朝日ライフアセットマネジメントの「朝日ライフ SRI社会貢献ファンド」(愛称:あすのはね)の第20期の運用報告書が開示されました。

朝日ライフ SRI 社会貢献ファンド(愛称:あすのはね)

自分の保有する投信の中では、運用開始から20年を超えるものはこれしかなく、最も歴史のあるファンドです(私は2015年から約5年保有中)。せっかくなので、設定来のデータを調べてみました。

 

設定日~2020年10月末までの基準価額推移です。分配金再投資の数字です。

「あすのはね」にベンチマークはなく、参考指数はTOPIX(配当抜)です。同条件で比較するため、配当込TOPIXに連動するインデックスファンドで、20年以上運用期間のある「三菱UFJトピックスインデックスオープン」と比較しました。(設定日前日=10,000として換算)

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「あすのはね」の設定来約20年のリターンは+93%で、同期間の三菱UFJトピックスインデックス(+42%)を上回りました。

※ここ10年ぐらいであればもっと信託報酬の低いインデックスファンドもたくさんあり、この差はもう少し縮まると思います。

 

リスクとシャープレシオも見てみました。20年データは入手できなかったので、5年と10年です。(2020年10月末時点、投信協会データより)
※10年以上運用期間があり、信託報酬のより低い「eMAXIS TOPIXインデックス」と比較。

<シャープレシオ:5年>
 あすのはね 0.39  eMAXIS TOPIX 0.22

<シャープレシオ:10年>
 あすのはね 0.67  eMAXIS TOPIX 0.59

5年、10年で見ても、配当込TOPIXに連動するeMAXISを上回りました。

 

中型株メインの日本株のファンドの中には、もっと素晴らしい成果を上げているものもありますが、ESGを掲げて厳選投資するアクティブファンドが、長期で一定の超過リターンを挙げていることは示唆に富みます。

※ファンド名のとおり、当初はSRI(社会的責任投資)をうたっていましたが、現在は運用報告書などでESGインテグレーションを明記しており、外部機関の評価も取り入れています。

財務的要素に加えて、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)といった非財務的要素を統合した分析を行うことで、その企業の本質的価値とそのサスティナビリティを見極めていきます。そしてサスティナビリティ評価の高い企業を厳選し、安い株価で集中度を高めて買い、企業価値の成熟と株価の上昇を狙う運用を行うことで、高い投資成果の獲得を狙います。
(運用報告書より)

 

2020年10月末時点の投資先は以下の36社です。純資産総額は40億円。

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なお、ファンドの理念については、「Good Design Lab」の紹介ページが分かりやすいと思います。 

 

また、投信の平均寿命は5年前後とも言われる中で、20年以上運用を継続していること自体が価値です。2018年の日経記事ですが、長寿投信はパフォーマンスがいいとのデータもあります(パフォーマンスがいいから支持され続けている、とも言えますが)。証券会社や銀行が売りたい新商品ではなく、「長く続いているファンド」に資金が集まるようになれば、日本の投信市場も成熟していくと思います。

長寿投信の運用、8割が好成績 20年間で平均271%|マネーコラム|NIKKEI STYLE

モーニングスターで、運用期間20年以上、純資産総額30億円以上の国内株式型のアクティブファンドを検索したら、76本でした。「あすのはね」もこのうちの1本です。さらに長く運用を続けて頂き、中長期、ESGの視点でいい会社を厳選するアクティブファンドが、十分に成果を挙げられることを実証してもらいたいです。