セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

日経IR・個人投資家フェア2023

先週の週末に少し時間ができたので、夫婦で「日経IRフェア」に行ってきました。

特段この会社、というお目当てがあったわけではなく、いろいろ聞いてみようかな、という程度の目的でした。

日経IR・個人投資家フェア2023

今年は約60社が出展。2日目の午後からの参加だったので、講演やセミナーには出ず、個別ブースでいくつか説明を聞きました。

・トーカロ
・コタ
・前田工繊
・酉島製作所
・エア・ウォーター
・シップヘルスケアホールディングス
・エフテック

トーカロ、コタは保有中です。前田工繊は鎌倉投信など経由で知っています。酉島製作所はグローバルニッチトップ100選の会社ですね。

 

・トーカロ

半導体&FPD関連の溶射が伸びています。半導体のエッチング工程で、装置のどの部分に溶射が活用されているかなど、技術の説明を中心にとても分かりやすかったです。

本社ビルと同じブラック系の色味のスタイリッシュなブースが目立ちました。贔屓目かもしれませんが、お客さんも多かったような。

 

・コタ

ビジネスモデルから業績推移まで、無難な説明でした。「急成長ではなく着実な成長を目指す」という話は自分の理解と合致していました。

IRの方に、最近始まった取り組み「コタストア」ついて質問しました。コタストアは、一般の消費者には非公開の会員制ECサイトです。具体的な仕組みが知りたかったのですが、コタの取引先美容室経由でIDを発行した顧客だけがログインでき、EC売上は美容室に計上されるとのこと。ネットなど非正規ルートでの販売を防止しつつ、ユーザーの利便性を向上させ、かつ美容室の売上にもプラスになるので、導入例が増えているそうです。

 

・前田工繊

まわった中で一番の収穫でした。各社IRの担当者さんが説明に立つ中、同社は財務担当常務の斉藤さん自ら説明し、気合が入っていました。

沿革、事業内容、競争優位性、特徴であるM&A、設備投資の方針、それらを踏まえた中計の進捗と、規模拡大&収益性向上を両立させる長期的な展望まで、とても体系的な説明で、他社とはレベルが一段違いました。他社はほぼP/Lの話メインですが、同社は資本配分の観点を踏まえた成長ストーリーを語っていて、納得感が高かったです。

 

一方、私とは投資方針の異なる、高配当&優待派の妻は、全く別の会社をまわっており、いくつか候補企業を見つけたようです。

会場内をぶらぶら回っている時に聞こえてくる説明も、優待や配当のアピールが多かった印象です。多くの個人投資家のニーズなのでしょうね。そんな中でも、「われわれは成長投資を優先します」と言い切る前田工繊のような会社が個人的には好きです。

IR関係のイベントは久しぶりで楽しかったです。直接見聞きするとついついみんないい会社に見えてしまいますね。また行きたいと思います。