セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

佐賀県のふるさと納税でテラ・ルネッサンス&こども宅食を応援

年末なので、ふるさと納税のCMが頻繁に流れています。

今年も、佐賀県へのふるさと納税で、非営利団体に寄付しました。
佐賀県は、NPOを積極的に誘致していて、登録されたNPOの中から、ふるさと納税を使って好きな団体を選んで寄付できる仕組みがあります。

ふるさと納税(NPO等の支援) / 佐賀県

2018年は以下の2団体を選びました。

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

本ブログでときどき取り上げているテラ・ルネッサンスは、もともとファンクラブ会員で毎月継続寄付中。東京でのイベントのお手伝いもしています。本部は京都ですが、去年佐賀事務所を開設しました。去年もふるさと納税を使って寄付しました。

ノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲさんで注目されている、コンゴ民主共和国という国があります。数年前テラ・ルネッサンスに出会うまで、この国が長く過酷な紛争の歴史を持つこと、その紛争が日本を含む先進国と大きく関わっていることを全く知りませんでした。

コンゴでの紛争被害者の人たちの自立支援にも、テラ・ルネッサンスは大きく貢献しています。

テラ・ルネッサンスへのふるさと納税は返礼品ありのメニューです。佐賀牛を頂きました。

(関連記事)

一般社団法人こども宅食応援団

2017年から、東京の文京区で、NPO、企業、行政が手を組んで、低所得の世帯に食品を届ける「こども宅食」プログラムが実施されました。

フローレンス、キッズドアなどのNPOや村上財団などが連携し、組織の垣根を超えてひとつの社会課題解決を目指すコレクティブインパクトのモデルとしても注目を集めました。

文京区の「こども宅食」をふるさと納税で応援(旧ブログ)

文京区では、1年の取り組みで500世帯以上に食料品を届けることができたそうです。

そして今回、こども宅食の第2ステージとして、文京区での取り組みを全国的に広げるため、佐賀に「一般社団法人こども宅食応援団」が設立されました。

「応援団」は、佐賀県内の他団体に対する、こども宅食プログラムの立ち上げサポートを中心に行う組織で、現在佐賀県のふるさと納税を使った支援を募っています。

こちらは返礼品なしです。寄附金のうち、佐賀県の経費5%を除いた95%がこども宅食応援団の事業に使われます。

 

佐賀県では、他にも大きいNGOから地元の小規模な団体まで、50以上の団体がふるさと納税の寄付先になっています。

お礼の品の返礼率に上限を・・・や、地域の特産品以外はNG・・・など、返礼品競争の揺り戻しの話ばかり話題になりがちですが、ふるさと納税の本来のメリットの一つに、「税金の使途を自分で選べる」という点があります。お金の行き先が役所ではなくNPOなどの場合、何の課題にどう使われるのかより見えやすいので、佐賀県の制度はいいですね。
NPOへのふるさと納税は今後も続けます。