セルフ・リライアンスという生き方

自分も社会も豊かにできるお金の使い方について。日々の投資や寄付の記録を綴ります。

セゾン投信・セゾン共創日本ファンド「共創日本会議」(第6回)

セゾン共創日本ファンドの月次のセミナー「共創日本会議」にオンライン参加しました。今回は、投資先企業からテルモとロームの解説でした。

大月アナリストより、テルモのカテーテルなどを中心とした低侵襲医療分野での強みについて、山本ファンドマネージャーより、ロームが手掛けるSiC(炭化ケイ素)パワー半導体の将来性について、詳しく紹介されました。

内容は後日セゾン投信のnoteにアップされるそうです。パワー半導体関連の記事は公開されています。

自分はド文系なので、理系の話はめっきり弱いです。
ただ、技術が競争力の源泉となる、製造業に長期で投資する上では技術の話は避けて通れません。具体的には、このような視点が必要と思います。

・他社と違う技術の独自性は何か
・その技術が長期的な社会の流れに乗っているか
・研究開発への長期的な投資姿勢はどうか
・新たな技術を生み出す土壌や企業文化があるか

「長期的な流れ」とは、テルモの場合なら、世界的な高齢化による医療費削減要請、医療人材の不足による「医療の自動化・省人化」ニーズが低侵襲医療の需要を高めていく、といった大きなトレンドです。

共創日本ファンドのセミナーでは、単に細かい技術の内容を紹介するのではなく、上に書いたような、長期的な競争優位性や企業価値との関連性の視点から、技術を解説してくれるのがいいところと感じています。

とはいえ、個々の技術の話は一度聞いただけではよく分からないことも多いです。そんな場合はキーワードを自分で調べるのも勉強になります。今回なら、手術用語の「経皮的冠動脈インターベンション」や、EVの「絶縁ゲートドライバ」などです。

共創日本ファンドの運用チームの方々は、技術への造詣が深く、技術の話が大好きなのが伝わってきます。ここまで技術の話を深掘りして説明してくれるファンドはあまり知りません。

山本さんによると、「海外の運用会社では、ドクターを持ったアナリストが当たり前にいる」とのこと。日本の投信会社でも、技術に強い人材が増えるといいですね。