クラウドファンディング(Makuake)で応援した、SDGs for Schoolプロジェクトの「SDGsアイデアブック」が完成し、わが家にも届きました。
「SDGs for School」は、SDGs(持続可能な開発目標)を教育の場でわかりやすく伝えるためのビジュアルブックを製作し、学校に届けるプロジェクトです。一般社団法人Think the Earthさんが進めています。
今回のクラウドファンディングでは500万円以上が集まり、全国200以上の学校に8,000冊が届けられるということです。
アイデアブックは全176ページ。
SDGsの17の目標とあわせ、それぞれの目標ごとに具体的な34のアイデア=国内外のさまざまなビジネスや取り組みを紹介しています。
例えば、目標1の「貧困をなくそう」ではグラミンバンク、目標12の「つくる責任 つかう責任」ではサステナブル・ラベルなどです。金融関係でいくとESG投資やダイベストメントも取り上げられています。
左ページにイラストや写真、右ページに説明、と見開きで各テーマがまとまっているので、どこからでも読め、視覚的にもすんなり入ってきます。
中高生向けぐらいですが、大人向けにもとてもいいテキストです。「持続可能な開発目標」というとおカタクなりますが、このぐらい親しみやすいといいですね。
(Think the EarthのSDGs for School 特設サイトより)
大和総研の河口真理子さん、エシカル協会の末吉里花さんなど、各分野の専門家のコラムもあって勉強になります。私も知らない活動がたくさんありました。
期待を上回る素晴らしい本でした。市販もされているので、SDGsを知る入口におススメです。