現在、計8つのNPOや非営利団体に継続寄付をしています。
金額はそれぞれ月1,000円~3,000円と少額ですが、それでもトータルすれば年間12万円以上になります。
寄付を始めた頃は、いろんな課題に関心があり、寄付先をどんどん増やしていきました。
ただ、さすがに8つもあると、全ての団体にコミットすることは難しいので、団体ごとに関わり方にムラが出てきます。
具体的な「関わり方」のイメージです。寄付先団体とのつながりの度合、エンゲージメントレベルともいえるでしょうか。レベルが上がるほど関わり方が濃くなります。
<レベル1>
毎月寄付はしているが活動報告をさらっと見るだけ。
「あ、また寄付のお願いのDMが来てるな」程度。
<レベル2>
イベントにたまに行ったりする。FacebookやTwitterなども比較的フォロー。
団体のことを知らない人に活動内容をある程度説明できる。
職員、インターンの方々と顔見知りになる。
<レベル3>
活動そのものに参加する。寄付だけでなく、プロボノやボランティアで運営に関わる。
活動内容を詳しく説明でき、団体を積極的にPR。外部ファンドレイザーの役割の一端を担う。
自分の場合、全体としては、国際機関など大規模な団体はどちらかというとエンゲージメントレベルが低く、小さい団体や活動歴が浅い団体ほどレベルが高い傾向があります。(もちろん、課題への関心度合いや団体との相性もあり一概に言えません)
規模が大きくなると、運営者の顔が見えにくくなり、寄付の手触り感が感じられにくくなるのである程度やむを得ない面があります。逆に、規模の小さいNPOや新しい団体は、積極的に関わって応援したいという気持ちもあります。
さて、例えば毎月1万円を寄付するとして、エンゲージメントレベルが低くても、できるだけ数多くの団体に少しずつ寄付するか、逆に1つの団体にがっつりコミットするかは、どちらがいいとは言えませんし、個人の考え方次第です。
そんないくつも寄付している余裕はない、仕事や家庭もあるので時間が取れないということもあるでしょう。
私個人としては、最初は広く浅く、いろんな分野に寄付したいと思っていましたが、実際に寄付を続けるうちに、すでに寄付しているNPOとのつながりをもう少し深めたいと思うようになりました。
その方が、各団体が取り組む課題について深く知ることができると同時に、自分の寄付が課題解決に役立っているという貢献意識をより強く持つことできるからです。
コツコツ投資は投資をしてることを忘れてるぐらいがいいと皆言うが、コツコツ寄付は寄付してることを忘れちゃうとそれはそれで問題かもね。
— Shunichi Shimoyama (@shimo1974) June 11, 2018
毎月1,000円でも寄付を継続することはとても素晴らしいことですが、せっかく寄付を続けているのなら、寄付先の団体の活動に関心をもって、できる範囲で参加すると、寄付しがいが増えますし、寄付がより楽しくなるのではないでしょうか。
実際に、レベル3とまでは行かなくても、レベル2~2.5程度の団体は増えてきました。
今ぐらいの関係性を保っていけたらいいのかな、と思っています。
【関連記事】
・難民支援協会(JAR)の難民スペシャルサポーターになりました
・コモンズ投信の第9回コモンズSEEDCap応援先にNPO法人PIECES・小澤いぶきさんが選定されました
・かものはしプロジェクトの寄付者向け「夜かも」(共同代表・村田早耶香さん)