セルフ・リライアンスという生き方

自立した個人として豊かに生きる。長期投資のメモ。

投資

鎌倉投信「結い2101」運用報告会(2022年・秋)

鎌倉投信の運用報告会に参加しました。 前半は運用報告、後半は投資先による社会形成についてでした。質疑応答も詳しかったです。 1.運用報告2.投資先による社会形成3.質疑応答 運用報告 9月の受益者総会より、もう一段詳しく、結い2101の運用状況につ…

セキュリテの「LIP-HAKKIケニアファンド」に出資

インパクト投資プラットフォームのセキュリテで、ひさびさに出資しました。 投資先は、ケニアのナイロビでタクシードライバー向けに融資事業を行っているHAKKI AFRICAという企業です。日本人の小林嶺司さんが経営するスタートアップとして注目されています。…

鎌倉投信・結い2101 サマリー(2022年9月)

鎌倉投信の「結い2101」の運用状況を四半期ごとにまとめています。個人としては2013年から積立を始め10年目に入りました。 データは鎌倉投信の月次運用報告(結いだより)、モーニングスター及び投信協会の公表情報から作成。 (前回記事)鎌倉投信・結い210…

第14回コモンズ社会起業家フォーラム

コモンズ投信の「コモンズ社会起業家フォーラム」に参加しました。このイベントも14回目。私は5回目から参加して10年目になりました。 今年はひさびさにリアルとオンラインの併用となり、私は文京学院大学の現地にお邪魔しました。会場参加は人数が限られて…

運用記録(2022年9月末)

四半期ごとの運用状況のまとめです。 ポートフォリオ 証券口座内(iDeCo含む)の約7割が投資信託や株式などリスク資産、残り3割が現金です。 このうち、リスク資産の構成割合は以下です。 投資信託の保有は6月末から変化ありません。「インパクト投資」は主…

鎌倉投信・第13回「結い 2101」受益者総会(その2)

鎌倉投信の第13回・受益者総会レポの後半です。 前半はこちら。 企業展示 3部は、オンライン上での企業展示コーナーでした。受益者総会では、いつも会場で投資先企業がブースを出して、商品の紹介やプレゼンを行いますが、そのオンライン版でした。 エフピコ…

鎌倉投信・第13回「結い 2101」受益者総会(その1)

「結い2101」の13回目となる受益者総会が9/25に開催されました。運用会社である鎌倉投信、投資先企業、そして私たち受益者が一同に会する場です。私は5回目から参加しています。 今年のテーマは「No Technology No Life」。匠な技術を持つ投資先がたくさん登…

「セゾン共創日本ファンド」の第1期・運用報告会に参加しました

今年2月に運用開始したセゾン投信の「セゾン共創日本ファンド」。初の運用報告会に会場参加しました。ひさびさに中野さん(今はセゾン投信の会長ですね)ともお会いできました。 中野さんの冒頭スピーチ、山本さん率いる運用チームの運用報告、投資先(荏原…

ビジネスエリートになるための 投資家の思考法 The Investor's Thinking(奥野一成・著)【書評】

長期投資についていつも学びを頂いている、「おおぶね」のファンドマネジャー、農林中金バリューインベストメンツのCIO・奥野一成さんの新著です。有難いことに献本頂きました。 2020年の「教養としての投資」の続編である本書は、長期投資の根幹となる「イ…

「フランチャイズバリュー創造企業に投資する為の基礎講座 2022」(柳下裕紀さん)を受講しました

柳下裕紀さんが講師をされている「フランチャイズバリュー創造企業に投資する為の基礎講座」を受講しました。「企業価値分析とバリュー投資を学ぶ基礎講座(全3回)のうち2回目です。 受講のきっかけになった柳下さんの著書と、第1回の模様はこちら。2回目の…

コモンズの視点~企業のミカタ~(エーザイ)

コモンズ投信の投資先紹介シリーズ「企業のミカタ」。4回目はエーザイでした。エーザイは、コモンズ30ファンドが設定当初(2009年)から長く保有しています。 備忘メモです。見ていない方はアーカイブをご覧ください。 ・エーザイの事業 神経領域(アルツハ…

セゾン投信・セゾン共創日本ファンド「共創日本会議」(第6回)

セゾン共創日本ファンドの月次のセミナー「共創日本会議」にオンライン参加しました。今回は、投資先企業からテルモとロームの解説でした。 大月アナリストより、テルモのカテーテルなどを中心とした低侵襲医療分野での強みについて、山本ファンドマネージャ…

会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 [実践編]【読了】

楽しみながら、企業の決算書を深く読めるようになると評判の本、「世界一楽しい決算書の読み方」。第2弾の「実践編」を買いました。著者は大手町のランダムウォーカー氏。 第1弾の前作は、いわゆる財務三表(B/S、P/L、キャッシュ・フロー計算書)の読み方そ…

鎌倉投信・結い2101 サマリー(2022年6月)

鎌倉投信の結い2101の運用状況まとめです。 鎌倉投信の月次運用報告(結いだより)、モーニングスター及び投信協会の公表情報から作成しています。 (前回記事)鎌倉投信・結い2101サマリー(2022年3月末) ポートフォリオ 2022年6月末時点の投資先は、4月に…

運用記録(2022年6月末)

2022年6月末時点の、個人ポートフォリオと資産の推移です。 ポートフォリオ 保有しているリスク資産の時価比率です。 最近の変更点としては、スパークスの「スパークス・ジャパン・オープン」を新規にスポット購入&積立を始めました。一方、長期でパフォー…

「スパークス・ジャパン・オープン」に新規投資

スパークス・アセット・マネジメントの日本株アクティブファンド「スパークス・ジャパン・オープン」に積立を始めます。同社でサステナブル投資を手がける、清水裕さんが運用を担当するファンドです。 2016年にこちらのイベントで清水さんのお話を聞きました…

コミュニティとしての投資信託

コモンズ投信の対話イベント、「長期・厳選・対話」に参加しました。同社としてはひさびさの対面イベント(オンライン併用)で、私は会場参加しました。 イベントでは、コモンズ投信の2つのファンドの運用報告と、コモンズのメンバーとの対話が行われました…

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドの近況

ニッセイAMの「ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド」の第5期の運用報告書が開示されました。コムジェストが運用する新興国の成長株ファンドに実質的に投資するアクティブファンドです。 2019年から積み立てていますが、パフォーマンスが継続的に芳…

1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本(山本 潤・皆木 和義 著)

セゾン投信の「セゾン共創日本ファンド」のファンドマネージャー、山本潤さんが共著で執筆した2019年の本です。山本さんの考え方を知る参考に読みました。タイトルが煽り系なのが残念ですが、中身は非常に真っ当な長期投資本です。 前半は山本さんが成長株の…

ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンドの四半期レポート(2022年1ー3月期)

積立中の「ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド」が2022年1~3月期の運用レポートを開示しています。 エディンバラからの便り~ポジティブ・チェンジ 2022年1-3月運用状況~ このファンドのここ最近のパフォーマンスは芳しくありません。バイオ/ヘ…

コモンズ投信の「コモンズの視点~企業のミカタ」

コモンズ投信がこの4月から始めた月次のセミナー「コモンズの視点~企業のミカタ」が好評です。 マーケティング部の齋藤さんが講師を務め、毎回投資先から1社を選んで、コモンズ投信としての企業選びの評価ポイントを解説するセミナーです。4月はベネッセ、…

セゾン投信・セゾン共創日本ファンド「共創日本会議」(第4回)

セゾン投信の「セゾン共創日本ファンド」の月次セミナー(共創日本会議)に今月も参加しました。 大きく2つのパートでした。 1.投資先企業紹介(中外製薬)2.長期投資家のための株式投資読本(3回目) 前回記事はこちら。 投資先企業紹介(中外製薬) …

「バリュー投資と企業価値分析の基礎講座2022」第1回

柳下裕紀さんの『バリュー投資と企業価値分析の基礎講座2022』を受講しました。3回シリーズの講座の第1回目です。 柳下さんの著書「真のバリュー投資のための企業価値分析」を拝読したのが受講のきっかけです。 真のバリュー投資のための企業価値分析 作者…

企業価値向上のための資本コスト経営 投資家との建設的対話のケーススタディ【再読】

資本コストを理論と実務の両面から解説した本です。2020年に買って一度読みましたが、また読み直しました。 資本コストは、2018年の改訂コーポレートガバナンス・コードに取り上げられて以降特に注目されています。資本コストがなぜ大事なのでしょうか。 資…

読ませる月次レポート

SBI証券では、長期のパフォーマンスや開示に優れたアクティブファンドを「SBIプレミアムチョイス」としてセレクトしています。メルマガで、その一つ、スパークスの「厳選投資」の月次レポートが紹介されていました。 最新のレポート(4月末)では、メルカリ…

独立系投信アクティブファンドの月次資金流出入(2021年度)

いわゆる独立系投信各社の主要アクティブファンドについて、2021年4月~2022年3月の月次資金流出入をまとめました。 2022年に入り、世界的に株式市場は下落基調かつボラティリティが大きくなっています。相場環境が変わる中で、各ファンドの受益者がどういう…

企業価値経営(伊藤邦雄・著)

ROE最低8%以上を提唱した「伊藤レポート」で有名な、伊藤邦雄氏の本です。 本書の目的は経営の普遍的テーマである「企業価値」に向き合い、企業価値をどういう情報を用いてどのように評価するのか、そしてそうした評価を経営戦略の策定にどのように反映し、…

財務モデリング&企業価値評価の講座を受講してみた

Udemyでこんなオンライン講座を受講しました。 企業の予想財務三表(P/L、B/S、キャッシュフロー計算書)の作成から、財務分析、資本コストの算定、DCF法による企業価値評価までを一通りカバーした講座です。最近、個別企業の株価算定にトライしていますが、…

サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化(松田千恵子・著)

ESGの中で一番分かりにくいのがG=ガバナンス、だと思います。Eは環境にいいこと、Sは人や社会にいいこと、と何となく言えても、ガバナンスについてきちんと説明できる人は少ないのではないのでしょうか。 著者の松田さんは書いています。 「マネジメントと…

ひふみ投信・運用体制強化についての説明会

4月1日付で発表されたひふみ投信の運用体制変更について、ブロガー・FP向けの説明会があり参加しました。 投資信託「ひふみ」シリーズ、運用体制強化のお知らせ | ニュースリリース | ひふみ 変更のポイントです。 ・藤野英人さんがひふみ投信の運用責任者(…